![]() | ワイヤレス充電の次世代規格「Qi2」、Androidユーザーが注目すべき理由 | -----------![]() | |
2023-01-25 16:20 | ????0? | ||
AppleがiPhone 12シリーズから導入したMagSafe技術は、充電規格としてはQiをベースにしており、リング状に配置された磁石により位置合わせを行うというもの。単なる位置合わせにとどまらず、iPhoneの背面に貼りつくモバイルバッテリーやカードケースなど、さまざまなアクセサリーが登場しており、これをうらやましく思っているAndroidユーザーも少なくないのではないでしょうか。 Qi2により、MagSafeと同じ磁力による貼り付き機能が標準になれば、Androidでも充電が便利になるだけでなく、さまざまなアクセサリーが登場するものと期待できます。WPCもプレスリリースで「現在の平面対平面デバイスでは充電できないような新しいアクセサリーにも市場を開放する」としているので、スマートフォンに限らず、例えばスマートウォッチやワイヤレスイヤフォンなど、多くのデバイス向けにQi2を展開していく方針のようです。 なお、Qi2の詳しい仕様はまだ公開されていませんが、「業界を1つの世界標準に統一する」としており、Qi2はQiと後方互換を持っていると考えられます。実際、CES 2023で展示されていたQi2のプロトタイプでは、iPhoneの充電を行えたようです。ただし、MagSafeの充電をフルに利用できるのはMagSafe認証を受けた機器のみなので、Qi2自体がMagSafe認証を受けるのか(相互認証となるのか)、大枠での互換は維持しつつMagSafeは独自路線を続けるのかは不明です。まずはQiやMagSafeと同じく最大15Wでの充電を規格として策定し、それが完了次第、より高出力な規格の策定に取り組むとのことです。 日本では、当初からQiのみが普及していた印象ですが、世界に目を向けると最初からQi一色だったわけではなく、AirFuel(旧PMA)が主に北米で高いシェアを誇っていました。2014年には、全米のスターバックスにPMA規格のワイヤレス充電サービスを導入すると発表していたほどです。こうした状況のため、当時のスマートフォンにはQiとPMA、両方の規格に対応しているものもありました。 ただ、AirFuelはなくなったわけではなく、スマートフォン以外の分野で存在感を見せ始めています。WPCがQi2を発表したのと同じ1月3日、AirFuelは「AirFuel RF」という新しい充電規格を発表しました。Qiはワイヤレス充電ではありますが、充電方式に電磁誘導を利用しており、充電できる距離はほんの数cm。このため、基本的には充電台に乗せる必要があります。これに対してAirFuel RFは、無線周波数を利用して数mの範囲で充電が可能。充電台に乗せる必要はなく、例えばリビング内ならどこにあっても充電ができるということが実現するわけです。 -- ???????? | |||
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