2 | 【ミニレビュー】遊び倒せるお手ごろ超小型プレーヤー「M0Pro」を買った | ----------- | |
2023-03-24 23:50 | ????0? | ||
M0Pro本体にはストレージを内蔵していないが、最大2TBまで対応するmicroSDカードスロットを備えていて、ここに音楽ファイルを保存した手持ちのmicroSDカードを差し込んで使う。最大384kHz/32bitまでのPCM音源と、5.6MHzまでのDSD音源を再生可能だ。対応するオーディオフォーマットはFLAC / ALAC / WAV / AIFF / MP3 / WMA / AAC / OGG / M4AやDSD(.dsf、.dff、.iso)、DXDなど。PCとM0ProをUSB-Cケーブルでつないで、microSDカードに音楽ファイルを保存することもできる。試しに筆者の手持ちの音源から500曲ほど、PCM音源とDSD音源を混ぜて読み込ませてみると、ファイルスキャンが始まってから音楽を聴けるようになるまで2〜3分ほど待たされた。ライブラリ更新を[自動]に設定している場合、音楽ライブラリを入れ替えるためにmicroSDカードを交換するときだけでなく、後述のBluetoothレシーバーとして使い終わったときにも再スキャンが始まって若干時間がかかる。すぐに聞きたいときには結構ストレスなので、ここは今後ぜひ改良してほしい。かといって決してドンシャリというわけではなく、ラフマニノフの「交響曲第2番」や、吹奏楽向けにアレンジされた「ダッタン人の踊り」のようなクラシック楽曲もしっかり楽しめる。各楽器の音がきちんと分離し、見通しはとても良い。繊細さと迫力も両立していて、組み合わせたイヤホンやヘッドホンの音質傾向をそのまま活かす感じだ。“素直で懐の深いサウンド”がM0Proの持ち味のように感じられた。個人的には、バランス駆動ではなくシングルエンド駆動にはなるが、セミオープンタイプで開放感あるスッキリした音の「T50RPmk3n」との組み合わせが気に入っている。今回はLDACの開発元であるソニーのワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM4」と組み合わせて、LDACコーデックによるサウンドを聴いたが、ハイレゾらしい解像感もありながら厚みのある低域で音楽を楽しめた。通勤・通学時など、出先でケーブルが邪魔になるシチュエーションではLDAC対応イヤホン/ヘッドホンで十分足りそうだ。接続性もまずまずで、M0Proを置いて壁やドアひとつ隔てた別の部屋に移動したくらいでは、音が途切れることはなかった。先代M0から機能強化を図り、さまざまなブラッシュアップを施していながら、このご時世にもかかわらず2万円前後で購入できる買いやすさはとてもありがたい。スマホと完全ワイヤレスイヤホンで音楽を聞くのが当たり前になった今、手ごろな価格で遊び倒せるハイレゾプレーヤーの選択肢は減ってきているが、マニアにとってM0Proはある意味“救世主”のような存在ともいえる。もちろん、これからポータブルオーディオの“沼”にハマっていこうとしている入門者にもオススメだ。 -- ???????? | |||
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