27 | 楽天モバイルと米AST、低軌道衛星と市販スマホの音声通話試験に成功 | ----------- | |
2023-04-26 17:50 | ????0? | ||
本試験では、2022年9月にASTが打ち上げた試験衛星「BlueWalker3(ブルーウォーカー3)」とASTの保有する特許取得済みのシステムとアーキテクチャを利用。米国テキサス州ミッドランドと東京の楽天モバイル間で、改造など手を加えていない通常仕様の市販のスマートフォンを用いて音声通話を実現した。 ASTは今回の試験で多様なスマートフォンやデバイスでの初期互換性試験も実施。スマートフォンは加入者識別モジュール(SIM)とネットワーク情報をBlueWalker 3と直接交換することに成功し、スマートフォンのアップリンクとダウンリンクの信号強度に関する追加試験と測定でモバイルブロードバンド速度と4G LTE、5G波形に対応できることも確認したという。 両社は、ASTが低軌道衛星(LEO)で構築するモバイルブロードバンド通信が市販のスマートフォンとの直接通信を目指す「SpaceMobile(スペースモバイル)」プロジェクトを推進している。本サービスが実現すればモバイル通信サービスの提供が難しかった山岳地帯や離島などでも通信サービスが提供可能となり、エリアカバー率を大幅に向上させられるとしている。「ワイヤレスジャパン 2022」の初日となる5月25日、楽天モバイルの執行役員兼技術本部長である内田信行氏が基調講演に登壇。米AST SpaceMobileと進めている低軌道衛星を活用した通信サービスの進捗(しんちょく)や、Beyond 5Gに向けた研究開発などについても説明した。5Gの基地局数は2022年4月時点で1万2544局に達しているとのこと。「非常時における事業者間ローミング等に関する検討会(第4回)」では、ローミング以外で通信手段を確保する方法が議題に挙がった。4キャリアは、成層圏からエリア化を図るHAPSによる通信や衛星通信のサービスを推進している。検討会での焦点になっている緊急通報については、課題が残されている。 -- ???????? | |||
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