9 | 楽天モバイルと米AST、衛星とスマホの直接通信に自信 競合他社にはない強みは? | ----------- | |
2024-02-16 22:20 | ????0? | ||
アヴェラン氏はASTの創業者で、2017年の創業以来、会長兼CEOを務める人物。創業前は海事とその他のモビリティー市場に対して衛星を利用したコミュニケーションサービスを提供する、エマージング・マーケット・コミュニケーションズ(EMC)を2000年に起業。2016年7月に同社がおよそ5億5000ドルで売却されるまでCEOを務めた。 ただ、KDDIの場合、サービス開始当初、衛星経由の通信で使えるのがSMSに限られる。地上からは500キロ程度離れている低軌道衛星が、携帯電話用の電波をそのまま発射するのは難しい。そのため、連続的な通信を避けられる、間欠的なSMSが音声通話とデータ通信よりも先に利用できるわけだ。 一方、楽天モバイルとASTは2022年9月、ASTが打ち上げた試験衛星「BlueWalker3」とASTの保有する特許取得済みのシステムとアーキテクチャを利用して、音声通話が問題なくできることを確認した。9月8日には、BlueWalker3を活用して、ハワイ・マウイ島の圏外地域にあるSamsung製スマートフォン「Galaxy S22」と、スペイン・マドリードにある端末で音声通話を実施した。 日本での提供に向けて、楽天モバイルは国内での試験を実施。その準備として、2022年11月に実験試験局免許の予備免許を取得した。楽天グループ広報によると、試験用に取得した免許では本格運用はできず、「実際にサービスを提供するには、地上局と衛星の両方の免許を取得する必要がある」(同)とのこと。 楽天モバイルが、米AST SpaceMobileと共同で、衛星と携帯電話の直接通信によるサービスを日本国内で2026年内に提供予定であることを発表した。テキストメッセージだけでなく、音声通話やビデオ通話などを、市販のスマートフォンで利用可能になるという。日本全域での通信サービスの提供を目指すとしている。 -- ???????? | |||
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