5 | KDDI、都心で5Gのフルパワー発揮へ 他キャリアにない強みは? | ----------- | |
2024-06-14 22:20 | ????0? | ||
出力向上の結果、5G Sub6帯のカバーエリアは約2倍に拡大。アンテナ角度を上向きにする制御によって、さらに2倍に向上した。カバーエリアとしては100mメッシュ(100m四方に区切った面積)で調整前は4.3万メッシュだったところ、アンテナ角度の最適化後は12.2万メッシュまで広がったとしている。 さらに、レイテンシ(応答速度)の改善も見込めるという。例えば対戦ゲームでは30msecが確保できれば安定したプレイができ、20msecaあれば快適という。KDDIはレイテンシでソフトバンクに遅れを取っていたが、出力向上によりレイテンシ20msec以内のエリアが拡大し、5Gエリアのうち75%で20msec以内を実現できたとしている。 14日の発表会と合わせて、東京・芝公園で5Gの通信カバレッジを改善するデモンストレーションを行った。ネットワーク運用センターでコマンドを打ち込むと、出力向上とアンテナ角度の調整が行われるというものだ。スピードテストでの計測では、実施前は下り40Mbps前後だったが、実施後は300〜400Mbpsに速度が改善した。実行速度は、従来の約3倍の向上が見込める。これまで100Mbps以下だったエリアで、実測値で300Mbpsの通信速度が期待できるという。これは一度に大容量の通信を行う場合に効果を発揮する。例えば動画を視聴し始める時に待ち時間が短くなるといった実用上のメリットがある。 さらに、KDDIが周波数割り当てを受けている3.7GHz帯と4.0GHz帯が近い範囲にあることも整備上有利に働くという。また、「Massive MIMO」という多くのアンテナを使って、同時にたくさんのユーザーに電波を送るアンテナ技術の活用もしやすくなる。Massive MIMOの活用により、特に混雑している駅前などのエリアでの通信速度改善も期待できる。Sub6の2波を同時に制御するサムスン電子製のMMU(Massive MIMO UNIT)を日本で初めて導入し、2024年度中に運用開始する方針を示した。 KDDIが、5G通信サービスのSub-6(3.7GHz/4.0GHz帯)のエリアを2024年5月末までに拡大し、Sub-6エリアを関東地方で2.8倍、全国で1.5倍に拡大したことを発表した。Sub-6エリアでは従来の5G接続から通信速度が約3倍に向上し、300Mbps超の速度を実現したという。衛星通信との干渉条件が緩和され、基地局の出力を上げられたため。 -- ???????? | |||
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