4 | 新しい「iPad Pro」を手にして分かったeSIMのメリットと課題 iPhoneのeSIMオンリーは時期尚早か | --------- | |
2024-06-15 03:20 | ????0? | ||
とにかくディスプレイが大きく、薄いタブレットがほしい。そんな理由から新しい「13型iPad Pro(M4)」を購入した。これまで筆者は「12.9型iPad Pro(第4世代)」で原稿を書き続けたが、キーボード(Magic Keyboard)と組み合わせると、1kgを超える重量になり、肩への負担を感じていた。別モデルの買い替えを検討していた矢先に、新型iPad Pro発表のニュースが飛び込んできた。 新型iPad Proは、Appleが5月8日(日本時間)に発表したタブレットで、フルモデルチェンジと呼べるほど全面的に機能を刷新している。有機EL(OLED)を2枚重ねた「タンデムOLED」を採用し、薄型かつ軽量になったことや、ディスプレイの制御などを実行するためのM4チップを搭載するなど、これまで以上に注目ポイントが多い。詳細は既に記事を掲載しているので、そちらにご覧いただきたいが、筆者が注目したのはiPadで使えていた物理SIMに対応しなくなったことだ。 もちろん、新型iPad Proで物理SIMが使えないことを知ってはいたが、いざ目の当たりにすると、旧世代iPad Proとのギャップがあり過ぎて戸惑う。そう、新型iPad ProはeSIMにしか対応しない。eSIMは、物理SIMのように差し替えなくても、ネットワーク経由で契約者情報(プロファイル)を書き換えたり、プランを変更したりできるのが特徴だ。楽天モバイルは2024年4月23日から、eSIMを不正に利用される事案があったとして、利用者に注意喚起を行っている。eSIM(Embedded SIM)はネットワーク経由で契約者情報(プロファイル)を書き換えたり、プランを変更したりできるのが利点。eSIMの再発行もオンラインで行える場合が多い。iOS 16の新機能「eSIM クイック転送」を利用すると、新旧のiPhoneがiCloudかBluetoothでつながり、eSIMプロファイルが新しいiPhoneに移ってすぐ通信が可能になる。eSIM クイック転送はキャリアの対応が必要になり、現時点では利用できるキャリアはKDDIと楽天モバイルの2社にとどまっている。今後、この機能は広がっていくのか。 -- ???????? | |||
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