ソフトバンクは2月13日、ソニーモバイルコミュニケーションズ製スマートフォン「Xperia XZs」のOSバージョンアップを開始した。バージョンアップ後のOSはAndroid 8.0(Oreo)で、ビルド番号は「41.3.D.0.227」となる。
OSバージョンアップを適用すると、アプリ起動中に別のアプリを小窓表示する「ピクチャーインピクチャー(PIP)」機能の追加、テキスト選択の機能改善、通知パネルの機能改善(スヌーズ、通知内容のカスタマイズなど)、オートフィル(自動入力)機能の追加など、Android 8.0で追加・変更された機能を利用できる。
また、主に以下の機能改善・仕様変更が行われる。
その他の機能改善・仕様変更についてはソフトバンク公式サイトにあるオンラインマニュアルで確認できる。
バージョンアップは端末単体、または「Xperia Companion」をインストール済みのWindows PCに端末を接続して行える。
端末単体でバージョンアップする場合、モバイルネットワークまたはWi-Fi(無線LAN経由)で更新データをダウンロードする。端末設定から「端末情報」→「システムアップデート」→「ソフトウェア更新」と進むと、更新の有無を確認できる。また、通知パネルに更新通知が表示されている場合は、そのパネルをタップして更新を開始することもできる。モバイルネットワーク経由で更新データをダウンロードする場合、パケット(データ)通信料金は無料だが、容量が大きいため、できる限りWi-Fi経由でのバージョンアップを推奨する。
Xperia Companionを使ってバージョンアップする場合、Windows PCと端末をUSBケーブルで接続し、Xperia Companionを操作して更新データをネット経由でダウンロードする。
いずれの方法でも本体内のデータは保持されるが、カメラの一部設定は初期化されるため、必要に応じて設定を書き留めておく必要がある。また、ごくまれにデータが消える場合があるので、念のためにPCやmicroSDにデータをバックアップしてからバージョンアップすることをおすすめする。
バージョンアップ後の初回起動時は、アプリの最適化(データ更新)やアップデートが行われるため、数分から数十分ほど端末動作が遅くなる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.