ニュース

LTE対応の「ドコモビジネストランシーバ」新機種、法人向けに20日発売

 NTTドコモは、法人向けの「ドコモビジネストランシーバ」でLTE対応の新機種「iVo-400」を2月20日に発売する。

 「ドコモビジネストランシーバ」は、法人向けのIPトランシーバーサービス。タクシーやバス、トラックなどの業務用無線を置き換えるサービスとして提供されている。これまでFOMA網を利用していたが、「iVo-400」では初めてLTE対応となった。

ドコモビジネストランシーバ「iVo-400」
ドコモビジネストランシーバ「iVo-400」

 「iVo-400」(モバイルクリエイト製)は、車載タイプのトランシーバ-。これまでオプション品となっていたGPSアンテナは、通信モジュールに内蔵されており、本体のみで位置即位機能を利用できる。パケット通信による一斉通話やグループ通話、データ通信は従来通り利用できる。LTEで800、1500、2100MHz帯をサポートし、下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsで利用できる。ステー装着時の大きさは約135×120×41mmで、重さは約340g。

 同機種の発売にあわせ、2つの新プランが提供される。「LTEトランシーバプラン ダブル」は、月額で下限1800円~上限2400円の2段階制プラン。約9.7MBの無料通信分があり、無料通信分を超えた通信は1KBあたり0.0025円の従量課金になる。上限の通信量(約244.1MB)に達すると、通信速度が最大128kbpsに制限される。

 「LTEトランシーバプラン」では、月額2200円で約366.2MBの無料通信分を用意。同一の契約名義内で無料通信分を共有できる。無料通信分を超えると、1KBあたり0.9円の従量課金となる。

料金プランのイメージ

【訂正 2018/02/20 17:36】
 初出時、NTTドコモの発表内容に従い、2段階制の料金プランの名称を「LTEトランシーバプラン ダブル定額」としていましたが、正しくは「LTEトランシーバプラン ダブル」です。同社の訂正を受け、記事本文の記載を修正しました。