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オンラインショッピングで希望する決済方法がない場合、70%超が購入せずに離脱 Paidyの調査から

» 2018年06月15日 19時00分 公開

 オンライン決済サービスを提供するPaidy(ペイディー)は、6月14日にオンラインショッピング時に使用する決済についての調査結果を発表した。対象は半年以内にオンラインショッピングを利用した18歳〜59歳の男女1034人で、調査期間は3月22日〜3月27日。

 各決済手段の認知度はクレジットカードが97.7%、代金引換が93.9%、電子マネー・プリペイドが87.3%で、Paidyを含む主要な後払い・翌月払いの認知度は 50.2%。同社が2017年に実施した調査と比較すると、後払い・翌月払い決済はいずれも5ポイント以上増加している。

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 買い物をする際に最もよく利用している決済方法は、クレジットカードが72.6%、前払いが5.9%、代金引換が5.4%、後払い・翌月払いが2.7%。普段利用しているショッピングサイトで利用したい決済サービスは、30%超が「後払いや翌月払い」と回答した。

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 希望する決済方法がなかった場合、「他のサイトで購入する」が55.4%、「希望と異なる決済方法で購入する」が27.5%、「オンラインショッピングでの購入自体をやめる」が16.3%となり、70%以上が購入せずに離脱することが分かった。

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 各決済手段を利用した理由は、後払い・翌月払い全体では「後払いでいいから」という理由が54.2%、「操作が簡単だから」と「セキュリティ面で不安がないから」が20.9%。Paidyの利用者は「後払いでいいから」が42.9%と最も多いものの、後払い・翌月払い全体平均の約2倍となる38.1%が「操作が簡単だから」を選んでいる。この他「購買時にクレジットカード情報を記入する必要がないから」と「決済手数料がかからない/安いから」が19.0%だった。

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