思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、NTTドコモのNEC製ケータイ「FOMA N701i」です。
2005年に発売されたN701iは、N900iから続いたNEC伝統の「アークライン」デザインではなく、凹凸のないフラットなデザインを採用したことと、背面パネルを交換できる「スタイルプラス」を採用しているのが特徴で、2005年度のグッドデザイン賞を受賞しています。
ボディーには抗菌コートを施した素材を使用した他、待ち受け画像やメニューアイコンなどをディズニーキャラクター画像に一括設定できる「Disney(ディズニー)モード」を初搭載しました。
ある意味で、女性をメインターゲットとしたケータイだったといえます。
2006年3月には、ボディーの素材をバイオプラスチックに変更した「N701iECO」も登場しました。スタイルプラスには植物の葉が描かれ、待ち受け画面などには植物や動物をモチーフにデザインされていて“エコケータイ”であることをアピールしていました。
また、N701iECOを購入したユーザーの請求額の1%が、「ドコモの森」などの自然環境保護活動にあてられました。
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