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ソニーの「wena wrist」にセイコーコラボモデル

 ソニーは、バンド部にスマートフォン連携機能を搭載するスマートウォッチ「wena wrist」の新モデルとして、セイコーとコラボレーションする新製品2モデルを発表した。

登山用のヘッド

 今回の新製品のうち、9月26日に発売されるのは、登山用デジタルソーラーヘッドの「seiko wena wrist active Digital Solar head(セイコー ウェナリスト アクティブ デジタルソーラーヘッド)」。限定500台で、価格は6万4670円(税込)。

 気圧、温度、方位を計測できる各センサーを内蔵。位置計測(GPS、GLONASS、みちびき)機能を搭載する。セイコー独自の「登高スピード表示」機能が搭載されており、スマートフォンアプリの「PROSPEX APP」を使えば、登山時に時間の経過とたどり着いた標高をあわせてグラフで確認できる。ブルーモデルとブルーブラックモデルが用意される。外径は44.9mm、厚みが12.5mm、重さは40g。

 スマートウォッチ機能を備える付属のバンド部(シリコンラバー製)では電子マネー機能、通知機能、活動ログ機能が利用できる。有機ELディスプレイとフルカラーLEDを備える。リチウムイオン電池で約1週間駆動する。3気圧防水で、Bluetooth 4.2に対応。重さは40.9g。

ダイバーズウォッチをモチーフにしたヘッド

 11月27日に発売される「seiko wena wrist pro Mechanical head(セイコー ウェナリスト プロ メカニカルヘッド)」は、機械式時計「セイコーダイバーズ」をベースにしたヘッド。価格はシルバーモデルが9万7070円、プラチナブラックモデルが9万9230円。

 「セイコーダイバーズ」にインスパイアされたというデザインで、ベゼルはタウンユース仕様にアレンジ。裏蓋はシースルーで、中の機構を目にできる。針と目盛りは蓄光加工が施されている。

 防水性能は日常生活用(5気圧)となる。外径は42.5mm、厚みは13.1mm、重さは75g。

 付属のバンド部はステンレス製(SUS316L)で5気圧防水。有機ELディスプレイとフルカラーLEDを備える。Bluetooth 4.2対応で、加速度センサーを内蔵する。リチウムイオン電池で約1週間駆動する。重さは85g。