レビュー

iOS 12で強化、「おやすみモード」が起きているときにも便利

 通知音や通知表示を一時的に停止する「おやすみモード」が、iOS 12で強化された。

コントロールセンターの三日月アイコンをプレス/ロングタッチすると、おやすみモードのオフになる条件を設定しつつオンにできる
おやすみモードの設定画面。通知を受けたいとき、受けたくないときのメリハリをつけるために活用したい機能だ

自動OFFできるように

 おやすみモードはコントロールセンターからON/OFFを切り替えられる。ONにするときにプレス(3D Touch非対応モデルならロングタッチ)すると「1時間」や「この場所から出発するまで」(位置情報ベース)、「このイベントが終了するまで」(スケジュール設定されている場合)など、OFFになるタイミングを選べるようになった。

 会議中や映画鑑賞中など、ONにしたいタイミングがある一方、そのまま忘れてしまうということが起きがち。このアップデートはかなり実用的だ。むしろプレスやロングタッチするのが面倒なくらいなので、タップしたときにこの選択肢をデフォルト表示して欲しいくらいである。

重要な情報はおやすみモード中でも

 おやすみモード中も連絡先登録者からの電話だけを受けたり、短時間に連続してかかってきた電話は受けたりするといった機能はこれまでもあった。

 今回、医療機関からの診断結果などの重要な情報が、おやすみモード中にも受け取れるようになる。今までアプリからの通知はおやすみモードだと一貫してオフにならざるを得なかったが、こうした命にかかわる通知や警報だけできるようになることで、より安心して使えるようになりそうだ。

徹底的に通知オフにするなら

 最近、とあるテレビ番組の中継でiPhoneを使っていたところ、通知が表示され、そのまま放送されたといった話がネット上で話題になった。

 そんなとき、おやすみモードの通知を「常に知らせない」にしておくのがオススメだ。初期設定ではは「ロック中は知らせない」なのでロック解除時は表示されてしまうので注意。プレゼンやゲーム実況などでも役立つはず。おやすみモードは起きている間も使いこなしたくなる機能だ。

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