本日の一品

スタイリッシュで取り付け・取り外し簡単、盗難を防げる自転車用ライト

自転車用ライト「iFlash One」

 自転車本体はもちろんのこと、自転車に取り付けているさまざまなパーツも盗難が怖い。でも、たとえば取り付け・取り外し・持ち運びに手間がかかる前後のライトは、できれば自転車に付けっぱなしにしておきたい。万一盗まれてもダメージの少ないチープなライトを使うのもアリだけれど、それだと味気も色気もないし……。

 そんな悩みをもつ人におすすめしたいのが、今回紹介する自転車用ライト「iFlash One」だ。「盗難防止」「装着と持ち運びの手間」「デザイン性」の3つの課題を見事にクリアした一品となっている。

 iFlash Oneは、いずれも点滅・点灯の切り替えが可能なフロント用の白色ライトと、リア用の赤色ライトがセットになっている。前後ともコンパクトな、統一感のある、丸みを帯びたかわいらしいデザイン。街乗り軽快車やロードバイク、MTBなど自転車のタイプを問わず、どれにも似合いそうな外観だ。

 でもって、このアイテムの一番のポイントとなるのは、LEDが埋め込まれた本体パーツと、自転車のパイプ部分に取り付ける樹脂素材のバンドパーツ、その両者を結合するマグネットパーツの3つに分かれていること。

本体パーツ。正面から
斜めから
裏側
内部にはリチウム電池が4つ。小さいスイッチで点滅・点灯を切り替えられる

 バンドパーツを自転車のパイプ部などに巻くようにしておき、そこにマグネットパーツをはめ込むことでライトの“土台”が完成する。工具は一切必要ない。自転車に乗っていないときはこのまま土台だけにしておき、自転車に乗るときに本体パーツを土台に近づけると、マグネットの力でパチッとくっつき、即座にライトが点滅・点灯する。

 自転車を降りたときは本体パーツを引っ張って取り外せば消灯する。この本体パーツを持ち歩くようにすれば盗難に遭うこともない、というわけだ。

樹脂でできたバンドパーツ
マグネットパーツ
自転車のパイプ部にバンドパーツを巻く
そこにマグネットパーツを押し込む。これで土台が完成
これに本体パーツを近づけると……
ピタッとくっついて点滅・点灯が始まる
同じようにフロント側も装着。コンパクトでかわいらしい

 土台部分はシンプルな構造で、水に濡れたりして故障するような部分はないから、屋外駐輪で付けっぱなしでも全く問題なし。本体パーツは軽い雨程度なら内部に浸水することもなさそうだ。

 マグネットはかなり強力なので、段差で激しく揺れても外れることはない。電源にはCR2032のリチウムボタン電池4個を使い、点灯時で10時間以上、点滅時で130時間以上もつとしている。

 見た目がよく、使い勝手も良好だが、気になるのは光量だろうか。LEDライトが埋め込まれているだけなのでリアは別途リフレクターを用意する必要があり、フロントも十分に明るいとは言えないのでより明るいライトと併用する必要がありそう。

 それでも手軽に使えて盗難におびえることがないのはうれしいし(土台部分はいったんマグネットパーツを埋め込むとかなり外しにくい)、かわいらしいデザインも魅力的。サイクリング好きの彼女・パートナーへのプレゼントにもぴったりかも!?

前後の本体パーツをくっつけておけるので、持ち運びも便利
左上のひときわ輝いているのが他メーカーの200ルーメン。中央がiFlash One。光量は少なめなので注意
製品名購入場所購入価格
iFlash OneeBay2398円