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アップルとセールスフォース、iOS向けアプリ開発で提携

 アップルは、セールスフォース・ドットコムの顧客管理(CRM)ソリューションとiOSの連携強化に向けて、戦略的パートナーシップの締結を発表した。

 まずは、提供中の「Salesforce」アプリを2019年初頭に刷新する。Face ID(顔認証)やSiriショートカット、Business Chatなどの機能に対応。学習プログラム「Trailhead」のネイティブアプリの提供も2019年後半に予定している。

 また、開発者向けの取り組みも強化し、iOSで利用されているプログラミング言語「Swift」に最適化した「Salesforce Mobile SDK」を2018年末までに提供する。セールスフォースのCRMソリューションを活用したiOSアプリの構築、あるいは他のビジネス向けアプリとの連携をしやすくすることで、業務端末としてのiPhone、iPadの利用を加速させる狙い。