タビジョのスマホ街ある記(カナダ ホワイトホース編):OPPO「R15 Pro」でオーロラ撮影に挑む!(1/3 ページ)

» 2018年11月11日 06時00分 公開
[小野田涼子ITmedia]

 OPPOって知ってる? アジア諸国だとよく見るんだけど、日本では今まで見たことなかったよね。けっこう人気のスマホメーカーらしいよ……というわけで前回に続く「旅×スマホ」シリーズにリクエストしたのは、2018年日本参入したばかりのOPPOの最新機種である。

 前回7月の釜山は夏休みじゃなくてですね、週末のちょっとした遠出でした。やっぱり夏休みは最低1週間はがっつり取りたい派のオノダです、こんにちは。

 週末や短い日数だと旅行はアジア方面ばかりになりがち。特にここ数年はあまり欧米方面に行く機会がなく、その代わり東南アジアの各国を訪れることができた。タイ、ベトナム、マレーシア、カンボジア、ミャンマー、ラオス、フィリピン……。

 そうした国々で、SIMを探すためにちょっと電気街を歩くと目につく日本で見かけないメーカーや機種。その中でも幅を利かせている印象があるブランドの一つがOPPO。「オッポ―」って発音するとちょっとのんびりした感がないだろうか?(笑) かわいいなあ、と思って買ってみようかどうしようか、セブ島のショップで悩んだことを思い出した。

 そのOPPOが、2018年ついに日本市場に参入し、9月に発売したのが「R15 Pro」である。手にする機会をいただけたので、遅めの夏休みの旅行での活躍をお伝えしたい。

R15 Pro OPPOの「R15 Pro」

白馬にオーロラを見に行くよ!

 9月中旬に夏休みでカナダに行くことになった。目的はオーロラ鑑賞と話すと、何人かに「えっ、オーロラって夏でも見られるの?」という反応をされてちょっと驚いた。オーロラは基本的には季節を問わない現象だけど、寒冷地でしか見られないから、何となく「オーロラ=冬」というイメージが強いらしい。

 そんな夏のオーロラ鑑賞のメリットは、何といってもそこまで寒くないこと! 真冬のオーロラ鑑賞はマイナス20度、30度という世界であるのに対し、夏ならマイナスになるかならないかの日本の冬程度の気温で鑑賞ができる。

 筆者の行った9月中旬は、日中は15度前後、真夜中になると0度〜マイナス1、2度程度の気温で、自前の防寒対策で十分(真冬は専用の防寒着が必須になる)。そもそもそんなに気温の低い中では人も長時間耐えられないが、カメラだって耐えられない。でも夏なら自分のデジカメやスマホでまったく問題ない。R15 Proならきっとオーロラも撮影できるはず……!

 ちなみに夏のオーロラ旅のデメリットは……オーロラを見る以外のアクティビティーに乏しいことかもしれない。雪がないので犬ぞり体験もできず、大自然に触れるか、夜の鑑賞に備えてひたすら睡眠を取るか(筆者の場合)になる。

R15 Pro 今回、旅をともにしたR15 Pro

 今回オーロラ鑑賞に選んだのはカナダの北西部ユーコン準州にあるホワイトホース。日本語に訳したら「白馬」じゃん! 白馬ってどこ! という反応をする程度に、筆者は今までホワイトホースという地名を知らなかった。

 カナダでオーロラといえばイエローナイフが有名で、筆者も最初はイエローナイフを候補にしていた。だが、予算、移動時間、その他の行程を考えたときに、ホワイトホースに軍配が上がった。大きいポイントはアクセスがよいこと。日本からだと、バンクーバーから国内線に乗り継いで約2時間半。成田を午後に出ても、時差の関係で同日夕方にはホワイトホースに到着となる。そのアクセスのよさで、航空券(エアカナダ)の料金もイエローナイフより安く済ませることができた。

 オーロラ鑑賞を旅行の目的にしたら、何としても見たいと思うのは当然。しかし相手は自然現象なので、太陽活動の活発さと天候に左右されてしまうし、天気がいいから今日ホワイトホースに行こうぜ! というわけにはいかない。こればっかりは運まかせになってはしまうが、できるだけ見られる確率を上げるために、最低3回オーロラチャンスを作った。

 数あるオーロラ予報サイトや、オーロラ出現率というものを参考にすると、基準として「3日間のうち1回でもオーロラ出現が肉眼で認められること」ということなのだが、その出現率がかなり高く、95%前後というのがカナダのイエローナイフであり、ホワイトホースなのだ。

 とにかく3日チャンスを作れば何とか1回は見られる可能性が高いはず! だが、旅行の日が近づくにつれて、毎日海の向こうのホワイトホースの天気予報サイトを見ていたが、どうにも滞在期間中の予報がよくない。「いや、でも私旅行のときは大抵晴れ女だし!」という根拠のない自信で臨むのだった。

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