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自販機での交通系電子マネー利用は約6割(首都圏) NTTコムの調査から

» 2018年11月15日 18時52分 公開

 NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションと実践女子大学 斎藤明研究室は、11月15日に「清涼飲料水の自動販売機での購入に関する調査」の結果を発表した。

 本調査は全国清涼飲料連合会の協力のもと、NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションが運営するインターネットアンケートサービス「NTTコム リサーチ」会員モニターを対象に実施。調査期間は10月4日〜10月8日で、清涼飲料水を2日に1本以上購入する20〜30代の男女1052人から回答を得た。

 首都圏での購入経験者を対象に自販機での決済手段について聞いたところ、交通系電子マネーの利用はSuicaが39.1%、PASMOが23.8%に達した。年代別に見ると20代男女、30代女性が自販機で電子マネーを多く利用し、世代によって異なるが全く現金を使用しない層も10%〜25%確認できた。

Photo 自動販売機で清涼飲料水を購入した際の決済方法(首都圏、N=404、複数回答)

 飲料水の購入でアプリへポイントが付与される制度について、首都圏での認知率は61%、利用率は37%だった。

 現在の自販機に対する購入意向の増大について意見収集したところ、おまけ、くじ、当たりに象徴される「ゲーム性」、共通ポイント、メーカー合同といった「共通性」、限定商品、ご当地商品といった品ぞろえの「多様性」、電子マネー利用をより普及させる「利便性」が選ばれた。

Photo 自販機にどんな事があると清涼飲料水をより買いたくなるか(自由回答、一部抜粋)

 未来の自販機に期待する機能について聞いたところ、現在コンビニエンスストアにて享受している機能、アプリとの連動で過去の購入履歴や自分との体調、購入した食べ物とのバランスに合わせて飲料を勧める「レコメンド+α」を求める意見が集まった。

Photo 未来の自動販売機にあるといい機能(自由回答、一部抜粋)

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