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ノートン、iOS向けセキュリティソフトをリニューアル

悪意あるWebサイトや危険なWi-Fiへの接続を警告

 シマンテックは、セキュリティソフト「ノートン」のiOS向け新製品「ノートン モバイルセキュリティ(iOS版)」を12月4日より提供している。

 iOSデバイスを危険なWebサイトやフリーWi-Fiから保護し、個人情報やクレジットカード情報、ログインID・パスワード等の流出を防ぐという。また、日本独自の機能としてパスワード管理ツール「ノートン ID セーフ」(無料)をアプリ内から呼び出せる。

新機能「Web保護」、「Wi-Fiセキュリティ」、「デバイスセキュリティ」

 「ノートン モバイルセキュリティ(iOS版)」の新機能は3つ。「Web保護」は、あらゆるブラウザとアプリ、SMS、MMS、Eメール、SNSの使用中に詐欺サイトおよび悪質なWebサイトへの誘導を検出し保護する。従来製品ではノートン独自の専用ブラウザのみが保護の対象となっていたが、新製品では保護範囲が拡大している。

 「Wi-Fiセキュリティ」は、ユーザーがセキュリティ保護されていない危険なWi-Fiネットワークに接続していることを検出して通知するほか、中間者攻撃を検出できるという。セキュリティ保護されていない危険なWi-Fiネットワークへの接続を検出すると、接続先の切替を促すほか、「ノートン WiFi プライバシー」がインストールされている場合はVPNの有効化を促す。

 「デバイスセキュリティ」は、OSが最新でない場合に警告を表示する。

 このほか、日本独自機能として、ユーザーIDやパスワードなどのログイン情報やクレジットカード情報などを暗号化してクラウド保存する「ノートン ID セーフ」との連携にも対応する。

「ノートン ID セーフ」との連携にも対応

 新たに提供される「ノートン モバイルセキュリティ(iOS版)」は、iOS、Androidどちらも利用できる「ノートン モバイルセキュリティ」および、Windows、Mac、iOS、Androidで使える「ノートン セキュリティ」の一部として提供される。