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Acer、法人向けにChrome OSのペン対応タブレットとLTE対応ノートパソコンを販売

 日本エイサーは、Chrome OSを搭載した9.7型タブレット「Acer Chromebook Tab 10」とLTE通信に対応した11.6型ノートパソコン「Acer Chromebook 11」を12月14日から法人向けに発売する。価格は明らかにされていない。

Acer Chromebook Tab 10
Acer Chromebook 11

 Chrome OSは、アップデートが起動時に適用されるため、セキュリティが高く、アップデートによるライセンス費用が不要。そのためアップデートなどによる維持のコスト負担が少ない。データはGoogleのクラウドストレージサービスであるGoogle ドライブに保存される。

 どちらの端末もGoogle Playに対応し、Androidアプリを利用可能。搭載されるタッチパネルでのアプリ操作をサポートする。

スタイラス内蔵で手書き入力可能、「Acer Chromebook Tab 10」

 Acer Chromebook Tab 10(D651N-F14M)は、Chrome OSを搭載し、本体に収納できるスタイラスで手書き入力に対応した9.7型タブレット。ディスプレイはIPS液晶で264ppi。本体にはWacom社製で電磁誘導方式のスタイラスペンが内蔵される。

主な仕様

 ディスプレイは9.7型で、解像度は1536×2048ドット。10点マルチタッチに対応する。CPUはOP1 プロセッサー 2.00GHz(デュアルコア+クアッドコア)。メモリーは4GBでストレージは32GB。microSDカードに対応する。背面には500万画素、前面には200万画素のカメラを搭載する。

 Wi-FiはIEEE802.11 a/b/g/n/ac、Bluetoothのバージョンは4.1サポートする。外部端子はUSB 3.1に対応したUSB Type-C。バッテリー容量は8860mAh。Gセンサーとジャイロスコープを搭載する。

 大きさは約9.98×172.2×238.2mmで重さは約520g。パッケージには45W USB Type-C ACアダプター、ACコード、Acer Active Penが付属する。カラーはコバルトブルーが用意される。

LTE対応でタッチパネル搭載、「Acer Chromebook 11」

 Acer Chromebook 11(C732LT-F14N)は、Chrome OSを搭載し、LTE通信に対応したノートパソコン。SIMカードスロットが装備されLTE通信に対応する。また、MIL規格に準拠し堅牢性が高くなっている。キーボードは排水機構を装備し、防滴機能を備える。

 NTTドコモ網の通信に対応し、SIMカードは同梱されない。

主な仕様

 ディスプレイは11.6型で、解像度は1366×768(FWXGA)。10点マルチタッチに対応する。CPUはIntel Celeron プロセッサー N3350 1.10 GHz。メモリーは約4GBでストレージは32GB。

 インターフェースは、USB 3.1に対応したUSB Type-Cが2ポート、USB 3.0が1ポート、microSDカードリーダー、ヘッドホンジャックを搭載する。

 Wi-Fiは、IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetootのバージョンは4.0をサポート。対応バンドは、LTEがバンド1/3/19/21/28、3G(W-CDMA)がバンド1。

 大きさは約302×21.3×209mmで、重さは約1.26kg。カラーはオブシディアンブラックが用意される。

オプション

変換ケーブル

 また、両機種向けにType-C端子をHDMI端子に変換する変換ケーブルが用意される。最大出力解像度は1920×1080ドット(フルHD)。