本日の一品

軽い! 十分な防水性能を備えたBluetoothイヤホン

FREETEL「Active Wireless Earphone」。シンプルなホワイト1色です(ブラックもあります)

 2018年の1年間を通して人々の生活に溶け込んだ製品は、Bluetooth接続のイヤホン・ヘッドホンではないかと筆者は考えています。アーリーアダプターな読者諸兄であればなにを今さらとお思いでしょうが、こういった製品に縁も興味もなかったはずの実家の母までが使い始めているのを観て、これはいよいよ本格的に普及したんだなと思い知りました。

 筆者も以前から、主にランニング用にBluetoothイヤホンを使っています。いくつか試してみて、製品に求める要素のひとつが耐水性能だと気付きました。夏に限らず、走っていると自分でもビックリするくらい汗をかくので、いつ壊れるか心配になってしまいます。そんな中で使用してみたFREETELの「Active Wireless Earphone」が、なかなか良い感じだったのでご紹介させていただきたいと思います。

 というのも本製品、華奢な見た目でIPX7等級の耐水性能を備えているのです。IPX7は「30分間、水深1mに水没しても浸水しない」というものです。水泳のとき装着できるほどではありませんが、ランニングでいくら汗をかいても心配ないどころか、ジャブジャブ洗えてしまうので汚れても安心です。

インナーイヤー型(カナル型)のイヤホンなのに、とても装着感が軽いのが特徴です

 その装着感の「軽さ」も、筆者が特に気に入っているポイントの一つです。インナーイヤー型(カナル型)のイヤホンは耳にぐっと差し込んで使うので、遮音性や音の聴こえは良いものの、装着したまま走ると身体の振動が直接「ドン、ドン」と伝わってくるのが気になります。本製品の場合は耳に挿し込む装着感が非常に軽く、振動音がほとんど聞こえないのが快適です。

実際に装着したところ。耳掛け部が柔らかくホールドしてくれるので、走ってもまったくズレません
後ろから。ケーブル部に部品がない=ほとんどタッチノイズが発生せず快適です

 また、なにげにマルチペアリング機能も備えています。同時に2台まで機器を登録できるので、筆者は普段使いのiPhone 7 Plusと、オフィスで使用しているMacBook Proの2台を登録しています。通勤中・仕事中とで自然と接続先を切り替えて使い分けられるのは便利です。

操作部は本体の丸いボタンと電源ボタンのみのシンプルな構成です

 最大の再生時間は6時間と製品の説明にはあるのですが、実際に使用してみた感覚では1日くらい平気でもつように思えました。バッテリーが切れてしまっても、microUSB経由で充電できるので手軽で良いです。実売が5000円を切る価格で必要十分すぎる性能を備えた本製品、スポーツ用に、普段使いにいかがでしょうか。おすすめの一品です。

製品名購入場所購入価格
FREETEL Active Wireless earphoneAmazon3980円(税込)