中国Xiaomiの共同創業者、リン・ビン社長は1月23日(現地時間)、自身の公式Weiboアカウントで折りたたみ端末の動画を公開した。2カ所を折る「観音折り」式で、タブレットのサイズからスマートフォンのサイズに変えられる。
動画では、最初はタブレットのような端末を見ているビン氏が画面を表示させたまま端末の天地を折ることで画面を狭くし、続きを小さくなった画面で見る様子を見ることができる。
折りたたむと、画面が自動的に回転し、ディスプレイのサイズに最適化される。
背面は観音扉のようになっている。
ビン氏は、このプロトタイプにはフレキシブルな折りたたみスクリーン技術、4輪駆動の折りたたみシャフト技術、新しいカバー技術などが投入されていると説明し、まだプロトタイプの状態だが、ユーザーの支持が得られれば量産を検討すると語った。また、モデル名は「Dual Flex」と「MIX Flex」のどちらがいいか意見を寄せて欲しいともしている。
折りたたみ端末は、韓国Samsung Electronicsが昨年11月にプロトタイプを発表した他、中国Royole(柔宇科技)が製品版の「FlexPai」を発表しているが、いずれも2つ折り式だ。
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