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IoTを月額課金で始められるWebストア、ソラコムなど3社が立ち上げ

 東京センチュリー、ソラコム、ビープラッツの3社は協業し、IoTソリューションを導入したい法人向けに、月額課金型でIoTソリューションを提供する「IoT SELECTION connected with SORACOM」を3月20日に開設する。ハードウェアを含めてパッケージ化したほか、月額課金型で、Webサイトのマーケットプレイスで申込や契約が完結するのが特徴。

 「IoT SELECTION connected with SORACOM」は、簡単に試せる、使い始められるというコンセプトで、さまざまな分野の法人のIoT事業化を支援していくというもの。ソラコムがパートナー企業などと提供している実績のあるソリューションから、厳選された6社・7種類のIoTソリューションがまずはラインナップされる。また、さまざまな分野で普及が進むサブスクリプションモデル(月額課金型)を採用したことで、心理的なものも含めたハードルを下げ、始めやすさにも配慮した。

 同サイトで提供されるIoTソリューションは、デバイス、通信サービス、アプリなどがパッケージ化され、顧客の法人はデバイスを購入したりシステムを構築したりすることなく、簡単に導入できる。

 具体的には、サービス開始当初は、農業向けとして、ビニールハウス内のリアルタイム監視が可能な「あぐりログ」や、翻訳デバイス・サービスの「POCKETALK」、車両管理の「Cariot」、タブレットと組み合わせたPOS・キャッシュレス決済アプリなどをラインナップする。

 今回の3社の協業では、東京センチュリーが事業化や資金面で協力し、傘下のビープラッツはサブスクリプション(月額課金)モデルのプラットフォームを提供する。ソラコムは提供実績のあるものも含めて、厳選したIoTソリューションをパッケージ化して提供する。