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KDDIと飛騨市が連携、“スマート農業”を4月から実験

水田センサー

 KDDIと岐阜県飛騨市は、ICTを活用した飛騨市の地域活性化に関する協定を締結した。協定の内容としては、ICTを活用した農業の効率化、防災対策、市民の健康増進、地域振興に共同で取り組む。

 まず、2019年4月にスマート農業システムの実証実験を開始する。LTE-M対応のセンサーを水田に設置し、水位、水温、地温のデータを自動で収集、水位異常時には農家にメールで通知する。水管理の省力化により作業負荷を軽減するとともに、生育のムラを解消することで収穫量の向上と品質の安定化を図る。