ニュース

格安SIMの総合満足度トップはUQ mobile、MMD研究所調査

 MMD研究所は、「2019年3月格安SIMサービスの満足度調査」を実施し、格安SIMサービスの総合満足度や顧客推奨度の結果を明らかにした。

 調査は、「2019年3月格安SIMサービスの利用動向調査」において利用率が高かった格安SIMの上位8サービスとY!mobileの利用者15~69歳の男女1350人を対象に、2月22日~28日の期間に実施された。

格安SIMサービスの総合満足度1位はUQ mobile

利用中の格安SIMサービスの総合満足度(出典:MMD研究所、以下同)

 利用している格安SIMサービスの総合満足度を5段階で聞くと、全体では「とても満足」「やや満足」を合わせた76.7%が満足と回答している。サービス別で見ると、UQ mobileが84.6%で最も高く、OCN モバイル ONEが83.3%、mineoが82.0%と続いた。Y!mobileは56.6%で、調査対象の9サービス中で最下位だった。

上位5サービスの項目別満足度

 個別の項目の満足度は、「データ通信品質・安定性」「通話定額」「データオプション」「サービスブランドの信頼性」でUQ mobileが1位だった。そのほか、「コストパフォーマンス」「手続き・サポート対応の良さ」はmineo、「端末ラインナップ」「端末のお得さ(セット端末の安さ)」は楽天モバイル、「保障サービスの充実度」「料金プランの豊富さ」はイオンモバイルがそれぞれ1位となった。

顧客推奨度1位はLINEモバイル

利用中の格安SIMサービスのNPS(顧客推奨度)

 利用している格安SIMのサービスを家族や友人にすすめたいかどうかを、10点満点の点数でつけるNPS(ネット・プロモーター・スコア、顧客推奨度)について、全体で見ると、推奨者(9~10点をつけたユーザー)は25.3%、中立者(7~8点)は49.9%、批判者(0~6点)は24.8%になり、推奨者から批判者を引いた全体のNPSは0.5%という結果になった。

 NPSをサービス別で見ると、LINEモバイルのNPSが16.7%で最も高く、UQ mobileが15.2%、mineoが13.9%と続いた。最下位はY!mobileの-30.7%だった。