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国内初のWPA3対応ファームウェア登場、バッファローが法人向けWi-Fiルーターで

フリーWi-Fiとの通信を暗号化する「Wi-Fi CERTIFIED Enhanced Open」にも対応

 株式会社バッファローは、Wi-Fiに関する最新のセキュリティ機能である「Wi-Fi CERTIFIED WPA3(Wi-Fi Protected Access 3)」と「Wi-Fi CERTIFIED Enhanced Open」に、国内製品としては初めて対応する最新ファームウェアバージョン「1.14」の提供を開始した。

 WPA3は、2018年度後半にも利用可能になるとされていたWi-Fiセキュリティ機能。簡素化されたセキュリティと堅牢な認証、暗号化機能の強化を実現するとされ、個人向けに提供される「WPA3-Personal」と、企業向けに提供され、192bitセキュリティモードにも対応する「WPA3-Enterprise」がある。

 一方、Wi-Fi Enhanced Openは、フリーWi-Fiなどパスワードを用いないオープンなWi-Fiスポット環境でも、通信の暗号化を行って通信の安全性を確保する規格。

 今回提供のファームウェア「1.14」の対象製品は、法人向けのWi-Fiアクセスポイントである「WAPM-2133TR」「WAPM-1266R」「WAPM-1266WDPR」「WAPS-1266」の4製品で、WPA3-Personal、WPA3-Enterpriseののいずれにも対応する。

「WAPM-2133TR」
「WAPM-1266R」
「WAPM-1266WDPR」
「WAPS-1266」

 なお、WPA3、Wi-Fi Enhanced Openのいずれも、利用には対応するWi-Fi子機を用いる必要がある。