てっぱんアプリ!

AndroidもiPhoneもPCも、自在にファイルをやりとりできる「AirDroid」

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: AirDroid
開発者: SAND STUDIO
価格: 無料
対応OS: iOS 9.3 以降、Android 4.0 以上
カテゴリ: ツール
ダウンロード:  iOS Android

 Android、iPhone、Windows、Macと相互に、高速にファイルを交換するにはどうしたらよいだろうか。そんな問題をあっさり解決してくれるのが「AirDroid」。同じWi-Fiに接続しているときも、そうでないときも簡単にファイル交換が可能だ。

マルチプラットフォーム対応のファイル交換アプリ「AirDroid」

Wi-Fiに接続しているあらゆるデバイス間で高速にファイル交換

 「AirDroid」は、クロスプラットフォーム対応のファイル交換アプリ。元々はAndroidスマートフォンをPCからリモート管理するためのツールだったが、現在はそれらの機能は残しつつも、ファイル交換機能を強化する形に変わってきている。Android、iOS、Windows、macOSなど、さまざまなデバイス同士でファイル交換が可能だ。

 OSごとに用意されているアプリをインストールした後、最初にユーザー登録して利用開始。自分が所有するデバイスなら同じアカウントでログインすることで、最初から各端末が自分のデバイスとして登録された状態で起動できる。同じWi-Fiに接続した状態なら、ファイルの送信元となるデバイスから送信先デバイスを選んで、ファイルを選択するだけ。メッセージアプリのような画面上で素早くファイルをやりとりできる。

アカウント登録してログイン
最初に用途に応じて機能制限可能。ファイル交換だけが目的なら「ファイル」のみオンにするだけでOKだ
自分のデバイスである「MacBookPro」をタップ
右下の添付ファイルを表すアイコンをタップするとファイル種別を選ぶ画面に
ファイルを選んで送信
送信先のPCで即座にファイルを受信し、開くことができる

Wi-Fiに接続していない友人ともやりとり可

近くにいる(同じWi-Fiに接続している)デバイスを検出して送信可能。家族とのやりとりに使えそうだ

 自分のデバイスではなく、他人のデバイスとのやりとりも、もちろん可能だ。その他人のデバイスでも本アプリがインストールされていれば、同じWi-Fiに接続しているデバイスを検出して、すぐさまファイル送信できる。ただ、外出先などで友人にファイルを渡したいようなときは、だいたいは同じWi-Fiに接続していない状況だろう。

 しかしそんな場面でも、ログインしてインターネットに接続している状態であれば、全く同じ操作でファイルの受け渡しが行なえる。クラウド経由でのリモート送受信になるため、モバイルネットワークに接続しているときは大きなファイルのやりとりに注意したい。なお、無料アカウントでこのリモート送受信ができるのは月間200MBまで。容量を無制限にしたいときは月額1.99ドルのProアカウントにアップグレードしよう。

Wi-Fiに接続していない友人にファイルを渡したいときは、最初に友人のメールアドレスを指定してフレンド登録する
友人側のデバイスでフレンド登録を承認してもらう
承認されれば、あとは送りたいファイルを選んで送信するだけ
Wi-Fiに接続していなくてもファイルの着信を知ることができ、好きなタイミングでダウンロードできる