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au「魅力的なプランを検討」、ドコモ新料金プランに対抗へ

ソフトバンクも「対応を検討」

 NTTドコモが4月15日に発表した新料金プランについて、KDDI、ソフトバンクがそれぞれコメントした。

 ドコモは2018年10月の時点で、料金プランの値下げを“予告”する異例の対応をとった。その下げ幅も2~4割と大きいことから、KDDIは「仕掛けてくれば対応する」(KDDI高橋社長)と対抗する姿勢をみせていた。ソフトバンクは、「すでに実質4割値下げしている」というスタンスだった。

KDDI

 今回のドコモの新料金プラン「ギガホ」「ギガライト」について、KDDIは「分離プランとして導入しているauのフラットプラン、ピタットプランに追随してきた内容。auのこれら料金プランは、スマートフォン利用者の約2/3、約1300万人のユーザーに利用されており、好評をいただいている」とする。

 一方で、「当社のユーザーにとって魅力的なプランを検討している。具体的な内容は決まり次第発表する」ともしており、対抗策を打ち出していく構え。

ソフトバンク、ワイモバイル

 ソフトバンクは、「“ソフトバンク”では分離プランを既に導入し、“ワイモバイル”でも今年度に導入することを検討している。値下げするかしないかも含めて、ソフトバンク・ワイモバイルの両ブランドで対応を検討する」とコメント。対抗策を講じる可能性を残している。