本日の一品

コンパクトでパワフルなポータブルスピーカー「JBL GO 2」

ポータブルスピーカー「JBL GO 2」。メーカーでは“SNS映え”も狙っているとか

 先日、Bluetooth対応のポータブルスピーカーを買った。仕事柄、スタジオでの撮影時などでBGMを流したくて、手軽なスピーカを探していたのだ。

 そんな中で目にとまったのが「JBL GO 2」というモデル。製品写真では大きそうに見えるが、約71.2×86×31.6mmと手のひらサイズだ。重さは約184g。バッグにひょいと入れて持ち運んでも苦にならない軽さなのがいい。税込で2000円台中盤と買いやすいのも魅力だ。

パッケージには充電用のUSBケーブルも付属している
まさに手のひらサイズ
背面にもJBLのロゴ

 デザインもまとまっており、有名な老舗オーディオブランドのロゴが大きくプリントされていてなかなか格好がいい。ポータブルスピーカーというと最近は円筒形のデザインも多いが、JBL GO 2のように四角いとバッグへの収まりがよくて助かる。

 ちなみにオレンジ色を選んだのは、撮影現場で目立つのでバッグにしまうのを忘れないだろうという理由だ。それに、このオレンジモデルはJBLのロゴマークと同じ配色。スピーカーそのものがロゴマークになっていてしゃれていると思ったのだった。

 早速、普段使っているAndroidのスマートフォンを接続してみた。JBL GO 2の電源を入れてBluetoothボタンを押したら、スマホのBluetooth設定画面で「JBL GO 2」を選ぶだけですぐにペアリングが完了する。もちろん、次回以降はペアリングは不要。

最初に接続するときはペアリングを行う。なお、このチェックボックスはチェックしなくても問題なく使用できた
ペアリングが完了すると「ペアリングされたデバイス」にJBL GO 2が表示される

 最初に出た音を聞いて少々びっくりした。このサイズのスピーカーとは思えないほど低音が出ていたからだ。スピーカーユニットは40mm径とのことだが、これとは別にパッシブラジエーターという低音を増強する振動板を採用しているのが功を奏しているのだろう。

 ボリュームを上げても音が割れたりすることは無く、かなり大きな音が出る。パーソナルに使うなら音量は十分だろう。

操作ボタンは上面に集中している。左から電源、Bluetooth(ペアリング時に使用)、音量-/+、マルチファンクションのボタンとなっている。

 上面にあるマルチファンクションボタンは、一度押すと再生の一時停止、もう一度押すと再生が始まる。また素早く2回押すと、次の曲に移動する。

 本体は防水(水深1mで30分まで)になっているので、屋外で使っていて突然雨が降ってきたり、水辺でも安心して使えるのもポイントが高い。

 リチウムポリマー充電池を内蔵しており、満充電で約5時間使えるそうだ。充電時間は約2.5時間。試したところ、モバイルバッテリーで充電しながらでも使用できた。

端子は側面にあって、防水仕様のフタが付いている
充電用のmicroUSB端子とステレオミニジャック入力を装備。今時のアイテムとしては、USB Type-Cでないのはちょっと残念なところ

 とにもかくにも、価格や大きさを考えれば素晴らしいプロダクトであろう。「良い音をギュッと凝縮した」といった感じで、使うのが楽しくなるスグレモノだ。ポータブルスピーカーを探しているなら、おひとついかがだろうか?

製品名販売元価格
JBL GO 2ハーマンインターナショナル2584円
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