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UQ、Massive MIMOを大型スタジアムなどに導入

 UQコミュニケーションズは、混雑緩和を目的に、WiMAX2+に「Massive MIMO」を導入する。3つの大型スタジアムにすでに対応アンテナが設置されたほか、今後も展開エリアを拡大していく。

 WiMAX2+向けの「Massive MIMO」アンテナが設置されたのは、横浜スタジアム、東京ドーム、京セラドーム。UQでは2015年から「Massive MIMO」技術の開発を始め、2018年3月から商用システムへの適用を進めてきたという。今後も、都心の混雑エリアやイベント会場対策として「Massive MIMO」の展開を進めていくとしている。

 「Massive MIMO」は5Gでも要素技術として採り入れられている技術で、平面に配置された多数のアンテナ素子と電波の制御により、ユーザーそれぞれに電波のビームをあてて、混雑エリアでも通信速度の低下を防ぐ技術。ユーザー側の端末に特別な対応は不要。