ドコモの「Xperia 1」は2色展開、下り最大1576Mbpsに 価格は10万円台前半

» 2019年05月16日 12時00分 公開
[田中聡ITmedia]

 NTTドコモが、ソニーモバイルコミュニケーションズ製のスマートフォン「Xperia 1 SO-03L」を、6月中旬に発売する。価格は10万円台前半の予定。

 本体カラーはパープルとブラックの2色。Xperia 1はソフトバンクとKDDIも発表しており、これで3キャリアから出そろった。ちなみにソフトバンク版はホワイト、パープル、ブラックの3色、au版はホワイト、パープル、ブラック、グレーの4色で、ドコモ版はカラーバリエーションが最も少ない。

Xperia 1 「Xperia 1 SO-03L」のパープル
Xperia 1 ブラック

 4K解像度(1644×3840ピクセル)の6.5型有機ELディスプレイは、アスペクト比が21:9と縦長にすることで、表示領域を拡大しつつ、本体幅を72mmに抑えた。ディスプレイ面にはロゴはなく、背面には中央に「SONY」ロゴ、下部に「docomo」「XPERIA」ロゴがある。

 21:9のアスペクト比に対応したゲーム「アスファルト9:Legends」「フォートナイト」「伝説対決-Arena of Valor-」を楽しめる他、「ゲームエンハンサー」を新たに搭載した。同機能を活用することで、ゲームプレイ中は通知オフ、ゲームをしながらサイト検索、ゲーム操作のスクリーンショットや録画などができる。

 背面には、有効約1220万画素のカメラを3つ搭載。標準+望遠+超広角レンズで構成されており、2倍までの光学ズームに対応する。標準レンズが26mm(35mmフィルム換算)/F1.6、望遠レンズが52mm/F2.4、超広角レンズが16mm/F2.4。瞳にフォーカスを合わせる「瞳AF」や、動く被写体にフォーカスを合わせながら露出も調整して連写する機能を利用できる。

 プロセッサはSnapdragon 855、メインメモリは6GB、内蔵ストレージは64GB、バッテリー容量は3200mAh。ストレージはグローバル版の128GBから半減している。日本向けの機能として、FeliCa(おサイフケータイ)やワンセグ/フルセグにも対応している。

 3.4GHz帯を含む、5つの周波数帯を束ねる「5CA」により、通信速度は東名阪の一部で下り最大1576Mbps(理論値)まで向上する。その他のエリアは下り最大1326Mbps。上りは東名阪の一部エリアで最大131.3Mbps、他が112.5Mbps。

Xperia 1
Xperia 1
Xperia 1
Xperia 1
Xperia 1
Xperia 1
Xperia 1
Xperia 1
「Xperia 1 SO-03L」の主な仕様
機種名 Xperia 1 SO-03L
メーカー ソニーモバイルコミュニケーションズ
OS Android 9.0
プロセッサ Snapdragon 855(8コア)
メインメモリ 6GB
ストレージ 64GB
外部メモリ microSDXC(最大512GB)
ディスプレイ 約6.5型 4K 有機EL
解像度 1644×3840ピクセル
バッテリー容量 3200mAh
電池持ち時間 最大100時間
アウトカメラ 有効約1220万画素CMOS×3
インカメラ 有効約800万画素CMOS
ボディーカラー パープル、ブラック
サイズ 約72(幅)×167(高さ)×8.2(奥行き)mm
重量 約178g

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