ファーウェイ呉波氏、米国の制裁に「再出発になると信じている」

呉波氏

　「我々にとって再出発になると信じている」――こう語ったのは、ファーウェイのデバイス部門、日本・韓国リージョンプレジデントの呉波氏。21日に開催された、「P30」シリーズ発表会の冒頭、商品を紹介する前に、米国政府による制裁を受けてコメントした。

呉波氏
　「私が日本へ来て9年になります。8年前の東日本大震災のときに、ファーウェイ社員は、被災地での、携帯電話ネットワークの復旧に携わりました。一方、ファーウェイは現在、9万以上の特許件数を保有しており、人類の進歩へ多大な貢献をしてきました」

グローバルでの特許件数で1位

　呉波氏は、日本、そしてグローバルでファーウェイが貢献してきたことをあらためて説明。そして、アメリカの制裁に対応していくこと、さらに「逆に我々にとって再出発になると信じている」とコメントした。