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ドコモの「しっかり料金シミュレーション」が便利

 6月1日より、NTTドコモの新料金プラン「ギガホ」「ギガライト」がスタートする。

 それに伴い、5月22日からは予約と共に現在の契約内容と比較し、おすすめの料金プランがわかる「しっかり料金シミュレーション」というサイトがオープンしている。

 22日朝、早速、dアカウントを入力して試してみた。

 今回のしっかり料金シミュレーション、何がすごいって、自分で今使っている端末や料金プランなどを自分で入力するのではなく、すべて自動で計算してくれるのだ。

 家族でまとめている回線や、光回線の契約状況などもすべておまかせ。過去3カ月、実際に使ったデータ容量なども自動でチェックした上で、あっという間に、最適な料金プランを導き出してくれる。

 我が家はドコモを4回線、契約しているが、シミュレーションででてきたのは「現在のプランがオススメです」という結果であった。

 「なんだ、新料金プランは安くないのか」と思いきや、これはすべての回線で「月々サポート」が適用されているからに他ならない。4回線合計で1万円以上、月々サポートで割り引かれているため、結果として「今のプランがオススメ」という状況になっているのだ。

 ただ、「しっかり料金シミュレーション」では、それぞれの回線で、月々サポートがいつ切れるのかもしっかりと教えてくれている。そのため、月々サポートが終わった回線が出た段階で、あらためてシミュレーションをしたほうがいいとアドバイスしてくれる。

 これまでドコモの料金プランは家族でまとめてデータ容量をシェアするという考え方だったが、新料金プランでは個人で2つのプランから選んでいくというシンプルなものに生まれ変わっている。しかし、月々サポートがある関係で、家族のなかでも月々サポートが切れた回線から新料金プランに移行しつつ、残った回線で必要なデータ容量を見極め、シェアパックの容量を見直していくというのが望ましい。

 筆者の場合は、今年7月に1回線、11月に2回線、来年6月に最後の1回線で月々サポートが終了する。つまり、あと3回、シミュレーションをかけて、その都度、料金プランを変更するのがいいようだ。
 若干、面倒ではあるが、無駄な支払いを少しでもなくすために、これから1年間、こまめに料金プランを見直していこうと思う。