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独自メッシュWi-Fi「TP-Link OneMesh」対応、コンセント直挿しタイプのWi-Fi中継機「RE300」

 ティーピーリンクジャパン株式会社(TP-Link)は、独自のメッシュWi-Fi機能「TP-Link OneMesh」に対応するコンセント直挿しタイプのWi-Fi中継機「RE300」を5月30日に発売する。市場想定価格は3780円(税込)。

 TP-Link OneMesh対応のルーターと接続し、1つのSSIDで接続できるメッシュWi-Fiを構築できるのが特徴。「スマートローミング」の機能により、2.4GHz帯と5GHz帯の帯域や、中継機かルーターかの接続先を自動で切り替えられる。ただし、ルーターと中継機は並列で接続されるため、通信経路の自動構成には対応しない。また、ルーター1台につき、3台以上中継器を接続することは推奨されない。

 現時点で公表されているTP-Link OneMesh対応のルーターは「Archer C7(V5)」のみで、対応ファームウェアが近日公開される予定。また、SOHO向けの全カテゴリーの製品向けに対応ファームウェアを提供するとしている。

 RE300は、IEEE 802.11ac/n/g/a/bと、5GHz帯/2.4GHz帯のデュアルバンドに対応。最大通信速度は5GHz帯で867Mbps(11ac接続時)、2.4GHz帯で300Mpbs(11n接続時)。

 OneMesh非対応のWi-Fiルーターと接続する中継機としても動作可能。本体側面に装備するWPSボタンを押してルーターと接続でき、接続感度を示すLEDも装備する。また、Android/iOSアプリ「Tether」での設定にも対応する。

 本体サイズと重量は、69×52×124mm(幅×奥行×高さ)で180g。