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「SPAJAM2019」東京B予選、「観光」をテーマにピクトグラムを解析するアプリが最優秀賞

 モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)は、アプリ開発の競技会「スマートフォンアプリジャム(SPAJAM)2019」の東京B予選を開催し、本選に出場する最優秀賞の受賞チームを発表した。

最優秀賞に選ばれた「Picdoc」アプリ

 東京B予選は6月8日~9日にかけて開催され、テーマは「観光」が設定された。約24時間のアプリ開発のハッカソンを経て、チーム「ERAIZA」のアプリ「Picdoc」が最優秀賞に選ばれた。また、優秀賞はチーム「RISE UP」の「アメログ」、「日常ガジェット研究所」の「JourNAVI」、「チームCOSMOS」の「ふるふるジャーニー」の3チームが選ばれた。

 「Picdoc」は、意味を理解できないピクトグラムを写真に撮ると、画像解析をしてその意味を教えてくれるアプリ。温泉のマークが料理に見えるなど、外国人がピクトグラムを正しく理解できない問題を解決できる。位置情報から訪日外国人観光客がどこでピクトグラムの解釈に困っているかを特定することで、その解決を図れる可能性も示された。

開発風景

 最優秀賞の受賞チームは、7月13日から箱根で開催される本選への出場権を獲得する。また、全国7会場で行われる予選で優秀賞を獲得したチームの中からも、2チームが本選に進出できる。