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11ax対応の10G-EPON機器なども、展示会「ケーブル技術ショー2019」6月19日・20日開催

 ケーブルテレビ(CATV)の技術・製品に関するイベント「ケーブル技術ショー2019」が6月19日・20日の2日間、東京国際フォーラム(東京都千代田区) にて開催される。登録は必要だが入場料は無料。主催は一般社団法人日本CATV技術協会、一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟、一般社団法人衛星放送協会。

 ケーブル技術ショーは、同じ会期で開催される「ケーブルコンベンション2019」の関連イベント。ケーブルコンベンションはセミナーが中心で、ケーブル技術ショーは機器やサービスの展示が中心だ。展示会には92社が参加し、ネットワーク機器や新4K/8K衛星放送の伝送装置などが並ぶ。

 ネットワーク機器で注目されるのは、10G-EPON対応の製品。インフォメーションタスクフォース、APRESIA Systems、三菱電機が、局側や伝送路、エンドユーザー側の機器を展示する予定だという。

 例えば、インフォメーションタスクフォースが出展内容として挙げている10G-EPON最新機種は、LAN側にIEEE 802.11ax対応のWi-Fiルーターを搭載しているという。WAN側はモジュール式になっており、10G-EPONのほかにLTEや5G、地域BWAにも対応できるという特徴がある。この10G-EPON最新機種と連携できるメッシュWi-Fiルーターも紹介するとしている。また、APRESIA Systemsの出展内容には、10G-EPONまたはXGS-PONに切り替えられるイーサーネットスイッチと伝送装置などが挙げられている。

「ケーブルテレビ技術ショー2019」公式サイト。出展者情報ページで、各社の出展内容が紹介されている