てっぱんアプリ!

共有メニューをカスタマイズして効率よく操作できるようにする方法

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: Sharedr
開発者: REJH Gadellaa
価格: 無料
対応OS: Android 5.0 以上
カテゴリ: ツール
ダウンロード:  Android

 Androidアプリ間のデータ連携を可能にする共有機能は、使いこなすことでスマートフォンの使い勝手をぐんと上げることができる。ただ、アプリをインストールしていくにつれ共有メニューに表示される項目が増え、扱いにくくなってくるのが問題だ。これを解決したいときは「Sharedr」を使ってみよう。

共有メニューをカスタマイズできる「Sharedr」

共有先として使わないアプリはどんどん非表示に

 「Sharedr」は、AndroidのOS標準機能として用意されている共有機能を置き換えるアプリ。インストールして、最初に他のアプリで共有メニューを呼び出したときに本アプリを選ぶことで、カスタマイズ可能な共有メニューに置き換わる。このとき「常にこのアプリを使用する」にチェックしておけば、次回以降共有メニューを呼び出したときは、Sharedrの共有メニューが表示されるようになる。

インストール後、他のアプリから共有メニューを表示
もしくはSharedrを起動した後の画面上のボタンをクリックして共有メニューを表示させる

 最初は従来通り、共有可能なアプリ項目をすべて一覧表示するが、項目を長押しすることでサブメニューがポップアップし、「Hide app」を選ぶと一覧に現れないようにすることができる。テキストや画像、WebサイトのURLなどを共有するとき、使いそうにないアプリも共有先候補として大量に表示されると選ぶのに時間がかかってしまうが、それらを一掃して確実に使うものだけを表示するようにしておけば、操作に戸惑うことも少なくなるはずだ。

Sharedr独自の共有メニューが表示される
使わないアプリが多く表示されているなら、そのアプリのアイコンを長押し
サブメニューから「Delete」を選ぶ
不要なアプリをすべて非表示に。共有先のアプリ候補が1画面内に収まり、素早く選択できるようになる

頻繁に使うアプリの固定表示や名前変更も可

 共有メニューのなかで頻繁に使うアプリもあれば、まれにしか使わないけれど念のため共有メニューに残しておきたいアプリもあるだろう。そんなときは、頻繁に使うアプリに対してサブメニューから「Pin app」を選び、共有メニューの上段に固定しておこう。こうすることで、使い勝手を向上させつつ、あまり使わないアプリもいざというときに選ぶことができるようになる。

よく使うアプリについては、「Pin app」で共有メニューの上段に表示を固定しておける

 アプリによっては共有メニュー上のタイトルがわかりにくかったり、長過ぎたりするせいで直感的に選んでタップしにくいときがある。この場合は、同じくサブメニューから「Rename」を選び、好きな名前に変更するのがおすすめ。共有メニューの表示方法もグリッドタイプとリストタイプの2種類から選択できるので、自分が最も快適に扱える共有メニューにカスタマイズしてみてはどうだろうか。

共有メニュー上のアプリのタイトルがわかりにくいときは編集
表示方法はグリッドとリストの2タイプから選べる