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KDDIがパートナー企業と共同で5Gに向けた実証試験を開始

 KDDIは、高速大容量かつ低遅延で多接続の通信が可能となる、5Gの実現に向け5G技術の有用性の検証をパートナー企業とともに行う。

 総務省の主導で行われる「5G総合実証試験」においてKDDIは、「複数基地局、複数端末の環境下で都市又は郊外において端末からの上り平均300Mbpsを超える超高速通信を可能とする第5世代移動通信システムの技術的条件等に関する調査検討の請負」の請負者として、ICT施工、新たなスポーツ「スラックライン」の活性化、360度VR映像を用いた観光業促進、山岳登山者見守りシステムでの登山者発見への応用の評価、検討を行う。

 また、「屋内において端末からの上り平均300Mbpsを超える超高速通信を可能とする第5世代移動通信システムの技術的条件等に関する調査検討の請負」においては、請負者である国際電気通信基礎技術研究所に協力して、競走馬の育成や、5Gスポーツ観戦、畜産業への応用の評価、検討などを行う。