ASUS Japanが発表した最新スマートフォンの「ZenFone 6」。今年の7月に台湾で正式発表されたこの高性能スマホが、日本でも発売となる。カメラ機能に力が入っており、スマホのカメラ評価を行っているDxOMarkによれば、セルフィー撮影の評価は98ポイントで現時点で世界2位。それもそのはず、セルフィー用カメラとメインカメラが同じという、「フリップカメラ」を採用したのが大きな特徴だ。

日本でもいよいよ登場したフリップカメラ搭載のZenFone 6を、まずは画像と動画で取り急ぎプレビューしたい。

  • ZenFone 6

なお、国内向けZenFone 6のラインナップは以下の表の通り。税別82,500円のメモリ8GB・ストレージ256GBモデルと、税別69,500円のメモリ6GB・ストレージ128GBモデルがあり、8月23日から順次発売する予定だ。

ZenFone 6 (型番ZS630KL)
本体カラー ミッドナイトブラック トワイライトシルバー ミッドナイトブラック トワイライトシルバー
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 855 (オクタコア)
メインメモリ 8GB 6GB
ストレージ 256GB(UFS2.1) 128GB(UFS2.1)
ディスプレイ 6.4型ワイド IPS液晶 (2,340×1,080ドット)
カメラ フリップカメラ (メイン4,800万画素+広角1,300万画素)
無線機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0
バッテリ 約23.6時間(Wi-Fi通信時)
OS Android 9.0
サイズ 高さ159.1×幅75.4×奥行9.1mm
重量 約190g
価格 税別82,500円 税別69,500円
発売日 2019年8月23日 2019年8月30日 2019年8月23日

ZenFone 6を写真でチェック

  • ZenFone 6は、インカメラがないためノッチもなく、ベゼルも最小限で「全画面」と呼べそうなほど画面が広くとられている

  • 画面は視野角も広く、見やすいIPS液晶を採用。6.4インチ2,340×1,080のフルHDディスプレイで、解像度はそれほど高くないが、一般的な用途には十分

  • 本体側面。一方にはSIMスロット、もう一方は後述するスマートキー、ボリュームボタン、電源ボタンが並んでいる。デュアルSIMに対応する

  • 底部には昨今少なくなってきたイヤホン端子を装備

  • 背面。指紋センサーとカメラを備えている。カメラはデュアルカメラ。一方がメイン、もう一方は超広角カメラという構成

  • このカメラが必要に応じて動き出し、インカメラとしても動作するのが特徴。これがフリップカメラ

動画でフリップカメラの動きをチェック。これは、ロック解除に顔認証を選んだ場合。当然のようにインカメラがないので、ロック解除のたびにカメラがフリップする

  • カメラとしては一般的なデュアルカメラ

  • カメラのUI。それぞれ同じ場所からメインカメラと超広角で画角の違い

  • カメラの設定項目。前述のスマートキーをシャッターボタンとして利用できるのは便利な点。ただし、横持ちで構えた時にスマートキーは左手側にあるので、ちょっと普通のカメラとは異なる操作になる

  • スマートキーはさまざまなカスタマイズが可能

  • 単にインとアウトの切り替えだけでなく、無段階で角度を変えるカメラフリップ機能を搭載

カメラのフリップ機能を動画で確認。ボリュームボタンにフリップが割り当てられている。フリップの途中で止めて、そのまま撮影もできるので、意外な角度の写真などが撮れて、ちょっと面白い

  • 個人的に好きな機能がこのスクリーンショット設定。音が消せる点と、通知領域にスクリーンショットアイコンが表示されない設定ができる点が嬉しい

  • 残念ながらおサイフケータイ(FeliCa)は搭載されていない