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クアルコムと富士通、ドコモ向け5G機器の接続試験を完了

 クアルコム・テクノロジーズと富士通は、NTTドコモの5Gサービス開始に向けたネットワークベンダー相互接続試験(NV-IOT)の完了を発表した。

 NV-IOTは7月中旬に、日本国内の富士通の敷地内で実施。クアルコムの5G対応モデム「Snapdragon X50」を搭載した試験用端末と、3GPP Rel.15の標準仕様に準拠した富士通の5G基地局を用いて、接続検証とデータ疎通試験が行われた。

 試験にはSub-6とミリ波帯の両方、具体的には商用化に向けて割当済の3.7GHz帯と28GHz帯を使用。LTE設備と連携するノンスタンドアローン(NSA)構成を想定して実施された。