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家庭に眠る「埋蔵携帯」の価値は2兆円以上、ゲオが試算

 ゲオは、使わなくなり自宅に保管されている携帯電話の総価値を試算した。関西大学 宮本勝浩名誉教授の協力のもとで実施された2019年8月時点での試算結果は、総額2兆1239億円に及ぶという。

 同社はこのような自宅に眠る携帯電話を「埋蔵携帯」と定義。2015年と2017年にも総額価値を試算した。2015年は1兆6489億円、2017年は1兆7013億円で、2017年から2019年の2年間では、それ以前の2年間の上げ幅を大きく上回る4200億円以上の増加となった。

 急増の背景について同社は、埋蔵携帯の台数が増加したことに加え、高性能化によって旧機種の価値が下がりにくくなったと分析している。