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Wi-Fi 6と10GBASE-Tに国内初の両対応! バッファローWi-Fiルーター「WXR-5950AX12」

 株式会社バッファローは、Wi-Fi 6と10GBASE-Tに対応するWi-Fiルーター「WXR-5950AX12」を10月中旬に発売する。内部構造が見える台数限定モデル「Launch Edition」(WXR-5950AX12R)も同時発売する。価格はいずれもオープン。

 WXR-5950AX12は、IEEE 802.11axの8×8に対応し、最大通信速度は5GHz帯が8ストリーム4803Mbps、2.4GHz帯で4ストリーム1147Mbps。2.2GHzのクアッドコアCPUの採用により、高速な通信を安定して提供する。

 2019年7月施行の新電波法では、5GHz帯のW56に144チャンネルが新たに追加され、80MHz幅でのチャンネル数が従来の4から5にが増加したことで、柔軟なチャネル選択が可能になった。その従来の80MHz幅に加え、各チャネル幅を倍増させた160MHz幅のWi-Fi子機に対するパフォーマンスを最大化する独自の「デュアルスタックダイポールアンテナ」を搭載している。

Wi-Fi 6と10GBASE-Tに対応するWi-Fiルーター「WXR-5950AX12」

 また、11axの標準仕様であるOFDMAへの対応により、複数のWi-Fi子機による同時通信時にも遅延を最小化できるほか、TWTによって、子機側のバッテリー消費を削減できる機能も備える。

 本体背面のWAN、LANの各1ポートが10GBASE-Tに対応。ギガビット対応のLAN×3ポート、USB 3.1×1ポートも装備する。このほか、アドバンスドQoSの機能や、最新のWi-Fiセキュリティ機能である「WPA3」にも対応する。本体サイズは300×75×195mm(幅×奥行×高さ)、重量は約1580g。

 内部構造が見えるLaunch Editionは、クリアブラックパネルを天面と背面に採用し、ゴールドのブランドロゴをあしらった台数限定モデルとなる。

天面と背面にクリアブラックパネルを採用した「Launch Edition」(WXR-5950AX12R)

 10Gbpsに対応する「auひかり ホーム10ギガ」や「NURO光 10Gs」といったインターネット接続サービスの普及により、高画質の8K動画視聴など大容量通信に耐え得るWi-Fiルーターが求められているとするほか、e Sports市場の伸長により低遅延へのニーズも増えるなか、バッファローでは本製品により、国内の家庭内インターネット環境を大幅に押し上げるとしている。

【記事更新 11:59】
 新電波法の追加チャンネルや仕様の詳細について追記しました。