KDDIは9月20日、直営店「au SHINJUKU」(東京都新宿区)で「iPhone 11「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Max」の発売記念イベントを開催した。イベントには高橋誠社長の他、auのテレビCMに出演している菜々緒さん(乙姫)と池田エライザさん(親指姫)も登壇し、一般ユーザー5人と共に3機種の発売を祝った。
iPhone 11ファミリーは、KDDI(au)以外のキャリアでも取り扱っている上、Apple自身もApple Storeを通して販売している。“あえて”auで買う理由はどこにあるのだろうか。
auの強みとして、KDDIの高橋誠社長は大きく「プラン」「アップグレード」「サービス」の3点を挙げる。
プラン面では、5G時代を見据え、端末単体での通信における通信量制限を撤廃した「auデータMAXプラン Netflixパック」をアピール。auのiPhoneならデータ容量を気にせずNetflixを含む動画サービスを楽しめることを強調する。
アップグレード面では、48回払いの分割払いと端末の下取りを条件に、端末代金が最大で実質半額となる「アップグレードプログラムEX」(9月30日まで)と「アップグレードプログラムDX」(10月1日から)を用意していることもアピール。高価なiPhoneを手に入れやすくする選択肢を用意していることを強調した。後者については「au以外のお客さまでも利用できる」ともプッシュしていた。
サービス面では、iPhoneと親和性の高い「Apple Music|au」と「故障紛失サポート with AppleCare Services & iCloudストレージ」をアピール。Apple Musicを無料期間付きで使えることと、補償サービスにiCloudの有料ストレージが付帯することは国内において「auのエクスクルーシブ(独占)」であることも忘れずに訴求していた。
その他、「ずっと、もっと、つなぐぞ。au」をキーワードに、既存エリアの拡充や災害対策など、現在の4G LTEネットワークをさらに磨き上げて、来たるべき5G商用サービスにつなげていく姿勢も示した。
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