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「Pixel 4」日本で発売、新機能「モーションセンス」は2020年春対応

 グーグルは、Androidスマートフォン「Pixel 4」「Pixel 4 XL」を10月24日に発売する。価格は8万9980円(税込、以下同)から。

Pixel 4(左)とPixel 4 XL(右)

 「Pixel 4」「Pixel 4 XL」は、Pixel 3/3 XLの後継機となる新たなフラッグシップモデル。最新のAndroid 10を搭載し、Google アシスタントやカメラ機能など、さまざまな機能に同社のAI技術を活用している。

 先代のPixelシリーズでも特に好評だったという画像処理技術を駆使したカメラは、ハードウェアの面では望遠カメラを追加しデュアルカメラとなった。ソフトウェアの面では、「晴れた夜には天の川も撮れる」という改良された夜景モードを搭載。なお、新バージョンのカメラアプリはPixel 3やPixel 3aにも提供される。

「Motion Sense」を利用してポケモンが動く壁紙

 また、レーダーセンサー技術を用いた新機能「Motion Sense」も特徴のひとつ。画面に触れずに、端末に手をかざすだけで簡易的な操作ができる。日本では2020年春から提供予定。

 Google アシスタントについては、Pixel 4のハードウェアとの連携を強め、音声処理を端末上で行う改良版が提供される。日本での提供時期は2020年春を予定している。また、Google アシスタント対応の完全ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds」も2020年に発売される。

2020年に発売予定の「Pixel Buds」

価格・販路

Just Black
Clearly White
Oh So Orange(限定色)

 Pixel 4/4 XLは、Gooogle ストアで販売されるSIMロックフリーモデルのほか、日本ではソフトバンクからも発売される。

 Google ストアでの価格は、Pixel 4(64GB)が8万9980円、Pixel 4(128GB)が10万3950円、Pixel 4 XL(64GB)が11万6600円、Pixel 4 XL(128GB)が12万8700円。純正のファブリックケース(5280円)も用意する。

 Google ストアで10月24日までに予約購入すると、同ストアで使える1万6000円分のプロモーションコードとイヤホン用の変換アダプターがもらえる。

純正ファブリックケース

主な仕様

 Pixel 4は5.7インチ(19:9)フルHD+、Pixel 4 XLは6.3インチ(19:9)WQHD+の有機ELディスプレイを搭載する。いずれも90Hzの高速表示に対応し、コーニングの強化ガラス「ゴリラガラス5」で覆われている。

 チップセットは両機種共通で、クアルコムの「Snapdragon 855」を搭載。メモリ(RAM)は6GB、内部ストレージは64GBまたは128GB。OSはAndroid 10。IEEE 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0をサポートする。

 アウトカメラは、約1200万画素(広角)+約1600万画素(望遠)。インカメラは約800万画素。

 バッテリー容量は、Pixel 4が2800mAh、Pixel 4 XLが3700mAh。18Wの急速充電とQi準拠のワイヤレス充電に対応する。

 独自機能としては、先述の「Motion Sense」のほか、Pixel 3で導入された側面を握って操作する「Active Edge」に引き続き対応する。

 日本仕様はおサイフケータイに対応し、Pixel 3では海外版のみ対応していたeSIMにも対応する。LTEの対応バンドは、Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/21/25/26/28/38/39/40/41/42/66。

 Pixel 4の大きさは約147.1×68.8×8.2mm、重さは約162g。Pixel 4 XLの大きさは約160.4×75.1×8.2mm、重さは約193g。ボディカラーはJust Black、Clearly White、Oh So Orange(限定色)。