本日の一品

すぐメモしないと不安な人へ。「wemoパッドタイプ」で安心のアナログメモ環境をつくってみた

 筆者は、すぐにメモしないと不安になってしまう性格です。そのため、オフィスのノートPCはいつもふせんだらけ。仕事が終わるころにはふせんのゴミがたくさん出てしまうので、うっとうしく感じていたところ、こちらの商品を見つけました。

wemo(ウェモ)パッドタイプ。サイズはS・M・Lの3種類。厚さは1mm

 「wemo」は「wearable memo」の略で、「いつでも どこでも かける おもいだせる」がコンセプト。シリーズ第1弾のwemoバンドタイプは、2018年度グッドデザイン賞を受賞。腕に巻いて使うメモで、いそがしい医療現場などで愛用されています。

 第2弾のwemoパッドタイプは、オフィスワーカー向けの書いて消せるメモ。くりかえし使えるだけではなく「超強力リマインダー」として使えるのが特徴です。裏面が貼ってはがせるシールになっているので、目につきやすいノートPC・スマホなどに貼り、もの忘れを防げます。オフィスやプライベートにもなじむ、落ち着いたデザインです。

まずはノートPCに貼ってみた。Mサイズがちょうどいい
貼ったままでも、ノートPCをしっかり閉じることができる。使用しているのはMacBook Pro

 ノートPCに貼ってみたところ、ふせんを使っていたときより、かなり手元がすっきりしました。薄いので、キーボードを使っていても邪魔になりません。ふせんのように腕があたってはがれることもなく快適です。

 ノートPCにだけ貼りつけて使おうとしていた製品ですが、S・M・Lの3種類を購入したので、さまざまな場所に貼りつけて使ってみました。そして分かったのは、そのカスタマイズ性の高さ。水にも強く、粘着力もふせんより強いため、予想以上にさまざまな場所で「超強力リマインダー」として使えました。リマインダーとしてだけではなく、貼る場所やwemoのサイズによって、用途を分けて使えます。

扉に貼っておけば、出かける前の忘れ物チェックになる
wemoは水に強く、濡れてもメモが消えない。洗面所に貼ってもOK
リマインダーはお風呂場に必要ないかもしれないが、入浴中はアイデアが浮かびやすいと聞く。それならお風呂場にメモがあってもいいだろう、とwemoを濡らした状態で書いてみたところ、とても水を弾き、ボールペンで問題なく書けた。ボールペンが湿気らないかぎりは大丈夫そうだ。ある程度濡れた壁にも貼れる

 いろいろな場所で使ってみましたが、特にお風呂場で使えたことが驚き。wemoは、裏面の粘着力が落ちてきても、水洗いすれば復活します。そのため、裏面が濡れることを気にせずに使用できました。

 使用上の注意点として、鉛筆・水性ペン・三菱ジェットストリームの使用はおすすめされていません。wemoとともに使用するボールペンとしては、メーカーからZEBRA社ジムノック0.7mmが推奨されています。お風呂場で使用したボールペンも同じものです。また、木・紙・革製品への使用は推奨されていませんが、木のテーブルに貼っても特に問題はないように感じました。長期間貼り続けると、悪影響があるのかもしれません。

机で雑多にメモを書きたいときは、大きめのLサイズがおすすめ
少しゴツゴツとした壁紙にも貼ることができた。目線の高さに貼っておくと、to doリストに便利
wemoパッドタイプのSサイズは、スマホの背面にちょうどいい。外出中のメモやリマインダーとして使うのがおすすめ。使用しているのはiPhone XR
また、wemoのSサイズにはクリップが付属している。手帳型スマホケースのカード入れなどにはさんで使う

 カスタマイズ性が高く、さまざまな場所に貼ることができるwemoパッドタイプ。筆者は手で書きながら頭の中を整理するタイプなので、アナログメモにすぐ手が届く環境が作れて安心しました。これでメモを取りそびれたり、もの忘れをせずに済みそうです。

製品名販売元購入価格
wemo パッドタイプコスモテックSサイズ(2枚入り・クリップ付き) 1045円
Mサイズ 935円
Lサイズ 1242円(いずれも税込)