レビュー

「OPPO Reno A」で撮影した写真、どんな感じ?

 オッポジャパンは、SIMロックフリーのAndroidスマートフォン「OPPO Reno A」を10月18日に発売する。

 チップセットに「Snapdragon 710」を採用、6GBのメモリを搭載しながら、3万5800円(税別)という値頃感のある価格帯で注目を集めている。今回は、編集部スタッフが「OPPO Reno A」で撮影した写真を紹介する。端末の詳しい情報は発表時の記事を参照していただきたい。

標準
2倍ズーム
ポートレート
ポートレート
通常モード
夜景モード

 標準モードのほか、「夜」という名前の夜景モード、マニュアル撮影できる「エキスパート」といった機能が用意されている。エキスパートでは、シャッタースピード、ホワイトバランスなどを好みの設定に変更できる。夜の道路を走る自動車にカメラを向けて、シャッタースピードを変えることで、ヘッドライトが流れる様を記録する、といった楽しみ方ができる。腕に覚えのある人はいわゆる流し撮りなどもできるだろう。

シャッタースピードを1/10で撮影
夜景モードで撮影。夕暮れの街並みをそのまま切り取った印象だ

 AIによるシーン判別や自動的な色補正などもあって、実際に撮影してみると、記録される写真の数々は、自らの目で感じた風景そのまま……いや、ちょっとだけクッキリした印象もある仕上がり。

 今回は、2500万画素のインカメラの作例は掲載していないが、そちらも美肌に仕上げてくれる機能が用意されている。美肌だけではなく、「ほっそり顔」「小顔」「顎」という4つの効果を選び、さらにどこまで強調するか、調整できる。標準では自然な仕上がりで、これは男女を問わず自然で、より良いセルフィーを楽しめそう。こうした点も含め、コストパフォーマンスの良い機種という印象が高まる。

 昨今のハイエンドスマートフォンのカメラ機能との大きな違いは、超広角や、高性能な望遠といった機能がないこと。人によっては物足りなく思えるかもしれないが、実際に使ってみると過不足なく普段使いできる印象だ。