USB/Bluetooth対応のスピーカーフォン「YVC-330」

小・中規模の会議室からオープンスペースまで使えるUSB/Bluetooth対応のスピーカーフォン「YVC-330」を、ヤマハが11月下旬に発売する。

オープンスペースの雑音を抑制し、話し手の声を明瞭に聞き手に届ける新たな音声信号処理技術「SoundCap」を搭載する。


本体に内蔵した複数のマイクを用い、音の発生源と本機の距離を推定。本体近くにいる話し手の声を収音する一方、会議に不要な周囲の雑音は抑制する。

話し手の発言状態を認識し、自動でマイクミュート、ミュート解除を行う。周囲の騒音を聞き手に届けるのを防ぎ、話し手がマイクミュート操作をつど行う必要がなくなる。

さらに周囲の騒音の大きさに合わせ、スピーカー音量を常に適切なボリュームに調整し、相手の声を聞き逃すことや、スピーカーからの音が大きくなり周囲に迷惑をかけることを防げる。

主に6人程度の中規模会議での利用に適している。3つのマイクで会議参加者の声を明瞭に収音する。またUSBバスパワーでクラス最大の豊かな音量となる瞬間最大91dBで、相手側の声を聞き逃しにくい。

これに加えPCなどとの接続に専用ドライバーは不要で、USBケーブルでつなぐとすぐ使い始められる。このほかオプションの連結ケーブルで2台を連結接続すると10人規模の遠隔会議にも対応可能。

USB、NFC対応Bluetooth、ステレオミニ入出力といったインターフェースを備え、スマートフォンやタブレット、ビデオ会議システムなどとも接続できる。各インターフェイスの同時利用も可能なオーディオミキサー機能がある。希望小売価格は6万円(税別)。