米Strategy Analyticsが11月6日(現地時間)に発表したメーカー別世界スマートウォッチ市場調査報告によると、米Appleが第3四半期(7〜9月期)に出荷した「Apple Watch」は前年同期比51%増の6800万台で、2位以下を大きく引き離した。市場シェアは2.9ポイント増の47.9%。
Appleは9月に最新モデル「Apple Watch Series 5」を発売し、「Apple Watch Series 3」も値下げして販売を続けている。
スマートウォッチ全体の出荷台数は42%増の1420万台だった。
2位はTizen搭載「Galaxy Watch」シリーズを販売する韓国Samsung Electronics。出荷台数は73%増の1900万台で、シェアは2.4ポイント増の13.4%。新モデル「Galaxy Watch Active 2」を9月に発売した。
3位は独自OS「FitbitOS」を採用する米Fitbit。出荷台数は7%増の1600万台。シェアは11.3ポイント減の11.3%だった。Fitbitは11月1日、米Googleに買収されると発表した。
Googleの「Wear OS」搭載スマートウォッチを販売するメーカーはランク入りしなかった。FitbitはGoogleによる買収を発表した際、「Googleのリソースとグローバルプラットフォームにより、Fitbitはウェアラブルカテゴリのイノベーションを加速し、より高速に拡張し、誰でも健康にアクセスできるようになります」と語ったが、FitbitOSをどうするかについてはまだ具体的な発表をしていない。
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