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トヨタのスマホ決済アプリ「TOYOTA Wallet」、iOS版が登場

 トヨタ自動車、トヨタファイナンシャルサービス、トヨタファイナンスは、スマートフォン向け決済アプリ「TOYOTA Wallet」の提供を開始した。まずはiOS版が提供される。コード決済に加えて、iD対応店ではかざして支払うこともできる。

 TOYOTA Walletは、プリペイド、クレジット、デビットと3つの支払い方法に対応したスマートフォン向け決済アプリ。Android版は来春にも提供される予定で、機能拡充も今後進められる。

 トヨタ系列のレンタカーやカーシェア、MONETなどのモビリティサービスと今後連携する予定。

プリペイド

 プリペイドは「TOYOTA Wallet残高」という名称で、iDかMastercardでチャージしておいた分が利用できる。

 支払う際には、おサイフケータイと同じくリーダーライターにかざす。対応店舗は、iDおよびMastercardのコンタクトレス加盟店と、Mastercard加盟店。

クレジット

 クレジット、つまり後払い型は「TOYOTA TS CUBIC Origami Pay」という名称で、コード払いとなる。利用できるのはOrigami加盟店舗。

デビット

 銀行口座からすぐ引き落とされるデビットタイプは、「銀行Pay」で実現した。銀行Pay加盟店で利用できる。

 銀行Payは、GMOペイメントゲートウェイが横浜銀行とともに開発したもの。さらに三井住友銀行が銀行Payの基盤システムを用いて、他社アプリに銀行Pay機能を組み込めるようにする仕組み「事業者型Pay」によって、TOYOTA Walletへ搭載されている。