UQ mobileがシニア向け「BASIO4」を2月下旬に発売 5.6型有機EL搭載、ラジスマにも対応

» 2020年01月14日 14時00分 公開
[田中聡ITmedia]

 UQコミュニケーションズが、MVNOサービス「UQ mobile」向けのスマートフォンとして、京セラ製の「BASIO4」を2020年2月下旬に発売する。価格は未定。

 BASIO4は、初めてスマートフォンを使うシニアユーザーを主なターゲットとするモデル。カラーはシャンパンゴールドとワインレッドの2色で、OSはAndroid 10を搭載する。SIMロックは掛かっていない。なお、auも同モデルの取り扱いを発表している

BASIO4
BASIO4 京セラ製の「BASIO4」
BASIO4 au版と同じ「KYV47」の型番が見られる

 ディスプレイには約5.6型HD+という縦長の有機ELを搭載。ホームボタンの左右に電話とメールの専用キーを備えており、電話やメールの着信時に、各キーが光って知らせてくれる。USB Type-C端子に直接差し込める卓上ホルダが付属しており、卓上ホルダにセットすると、自動でマナーモードが解除される「おうちモード」も備えている。

BASIO4 卓上ホルダにセットすると、自動でマナーモードが解除されるので、着信音が鳴って着信に気付きやすくなる。これは、置台に組み込まれた磁石を検知し、USB端子の電圧変化を検出することで実現している

 初心者をサポートすべく、スマートフォンのトラブル時に解決方法を確認できる「スマホの健康診断」機能を搭載。「インターネットがつながらない」「画面がすぐ消える」「電話が使えない」といった項目を診断してもらえる。

 背面には約1300万画素(シングル)のカメラを搭載しており、カメラを向けるだけで、植物の名前や外国語の翻訳ができる機能も用意した。インカメラは約500万画素。

 IPX5/8の防水、IP6Xの防塵(じん)や赤外線通信に対応するが、おサイフケータイは非対応。インターネットラジオの「radiko」とFMラジオの両方を受信できる「ラジスマ」にも対応している。なお、FMラジオを利用するには、別売りの有線イヤフォンが必要になる。

 本体サイズは約71(幅)×159(高さ)×8.9(奥行き)mm、重量は約151g。プロセッサはMediaTekの「MT6761」、メインメモリは3GB、内蔵ストレージは32GB。外部メモリスロットも備えており、最大512GBのmicroSDXCを利用できる。バッテリー容量は3300mAh。

 BASIO4は、国内通話がかけ放題になる通話オプション「かけ放題(24時間いつでも)」の月額料金(税別1700円)を割り引く「シニア割(60歳以上)」の対象機種となる。

BASIO4
BASIO4
BASIO4 最近のスマートフォンでは珍しく、上部に電源キーがある。隣には3.5mmイヤフォンジャックもある
BASIO4 USB Type-C端子
BASIO4 ボリュームキー、ショートカット用のキー、ストラップホールを装備
BASIO4

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