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動画は「YouTube」が認知・利用率で他社サービスを圧倒、モバイル社会研究所の調査

有料1位は「Amazonプライム・ビデオ」、TV局の独自サービスも利用率で上位に

 NTTドコモの内部組織であるモバイル社会研究所は、動画配信サービスの認知率および利用率に関するアンケート調査結果を発表した。

 調査は15歳~79歳の男女を対象に、2019年1月~2月に実施された。有効回答数は6926件で、対象エリアは全国。各動画サービスを「月1回以上」を利用する回答の割合を「利用率」に含めて集計を行っている。

 無料動画サービスでは、YouTubeが認知率・利用率共に他のサービスを大きく引き離し1位に。次いで、ニコニコ動画が2位にランクインした。GYAO!は認知率で3位になったが、利用率では4位に。認知率で4位になったAbemaTVは、利用率では3位となった。

 有料動画サービスでは、Amazonのプライム会員が追加料金なしで利用できるAmazonプライム・ビデオが認知率・利用率共に1位、2位にHulu、3位にdTVと続いた。

 有料動画サービスにおける認知率では7位となったテレビ各局の独自サービスは、利用率では3位に入る。同研究所では理由については明らかではないものの、テレビ番組に対する一定のニーズを示す可能性があると分析している。