米Qualcommは1月20日(現地時間)、インドのニューデリーで、4G向けSnapdragonの7シリーズ・6シリーズ・4シリーズの3つの新製品、「720G」「662」「460」を発表した。5Gへの移行が遅れているインドなどの地域をサポートする狙いだ。
いずれも「Wi-Fi 6」と「Bluetooth 5.1」をサポートし、同社のAI機能「Qualcomm AI Engine」と「Qualcomm Sensing Hub」も備える。
720GのGはゲームのG。「Snapdragon Elite Gaming」機能により、ゲーム体験に重点を置いた。滑らかなHDRゲームプレイ、ダイナミックな色調を実現するという。搭載端末は第1四半期(1〜3月)に登場する見込みだ。
662は、6シリーズとしては初のトリプルカメラをサポートしダウンリングは最大390Mbps。460は、前世代と比較してCPUは70%、GPUは60%性能が向上した。システム全体の性能は2倍以上向上したとしている。ダウンリンクはこちらも最大390Mbps。搭載端末は2020年末までに登場する見込み。
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